モニタートリプルコース | 知らない自分へ はじめの一歩

知らない自分へ はじめの一歩

普段鏡で見慣れた自分が、本当はもっと違う顔や心を持っているかもしれません。そんな自分へ、一歩踏み出してみませんか?

ここにも「モニターをお願いしてその打ち合わせとスケジューリングをした」旨を記載している、多恵結宇さんことゆうちゃんが、10月10日に一日がかりでメイク、写真、アロマブレンディングのモニターをしてくれました。
タイミング悪く大変多忙というか、大変な最中に来て頂く事になってしまったのと、新しいマシンが届いた途端「私はもう用済みですね、デイヴ」(我が家のPCは代々HALを襲名しています。勿論出所はは2001年宇宙の旅のHAL9000です。私があんなに愛したマシーンはHALとKITT(ナイト2000)以外にありません)とでも言うように、現在使用しているマシンがもの凄い不調に陥りブート(起動)すらしなくなったり、滅茶苦茶挙動が怪しくなった為、写真の選定どころかまだモニター終了後のアンケート回収も出来ておりませんので、後日改めて感想をお伺いしてこちらにもUPしようと思います。

今回ゆうちゃんからの依頼の主眼は「ミュージシャンとしてのアーティスト写真」という物でしたので、お化粧はそれにあわせて普段と違う物をご提供する意図、「アーティスト写真として映える物」という要素が最も大きなものとなりました。ですから普段のお化粧法に関してのアドバイス、別アングルのアプローチという事は余り掘り下げませんでしたが、顔色の余り良い方ではないので、それをカバーする為のチョイスにだけ言及しておきました。今回の主眼が「顔色を良く見せるメイク」であればそちらに重きを置いてお話をしたと思いますが、この辺りが目的別にセッションを分けている理由でもあります。
ちなみに、普段使用しているお化粧道具を持参してきて貰いましたが、非常にシンプルで彼女らしく、普段の彼女であればそれで全く問題ないだろうという感じではありました(笑)

アー写という事でゆうちゃんには予め、「どの服で撮りたいか」「どういうイメージを持って欲しいか」というのを事前に考えてきて貰い、お洋服はすぐ着替えられるように準備してきて貰いました。撮影場所に関しては彼女から希望の場所の呈示がありましたので、その中で少しずつ場所を変えてロング(全身が入る画(え))とズームや顔の向き、ポーズの感じを変えて撮っていきましたが、勿論プロのモデルさんではないので、どういう角度を造って貰った方が良いかは、ある程度こちらからも指示を出させて貰いました。但し、私が私の目で見て「この角度が良い!」などという主観を交えてしまうと、彼女本人の意図と外れてしまうことは充分に有り得る話なので(私自身の好みがはっきりしすぎている為、下手をすると「何を撮ってもアラキ」と同じ現象を引き起こします(__;))、そこは彼女と撮りながら出来を見つつ、どうかな、とすり合わせながら撮っていきました。
いかんせんマシンの調子が悪いのでどんな物かまだ私自身が確認できていないのですが、300枚程度は多分撮った筈で、感触としては、3、4枚は3ベースヒット程度の当たりはあったと思います。ガツっとホームランが出たかどうかは仔細を綿密に確認しないと何とも言えないですね。打率としては比較的高打率だと思います。高打率を叩き出せた理由としては、何より私が彼女を知っていることと、彼女が私を知っていることが大きいので、これを全く「はじめまして」の方とやる事になれば、事前のセッションはもっと時間をかけて大切にやらなければ行けないというのは、ぐっと心に刻んだ所です。

午前中から来て頂いていたので、撮影用のお化粧を落とし一旦食事に出てから、最後のアロマブレンディングのセッションに入りました。今回私の方の準備が些か足りずに、もう少しこうした方が…という意見を色々尋きながら、まず心や気持ちに作用する用途か、メディカルにマッサージなどの用途かをチョイスして貰いました。勿論、折衷ということも充分有り得ますし対応可能ですが、ゆうちゃんの希望としては心に作用するものを、というご希望でした。
まず考えたのは、単純な植物の効用だけではなく、ゆうちゃんがベーシックに持っている性質、気質から余りにもかけ離れすぎない物、そして香り物ですから、トップノート、ミドルノート、ベースノートと、きちんと時間が経過しても作用するように、という事です。後はゆうちゃんの希望である、「心が落ち着く、不安や緊張をほぐす」といった効用のある物をチョイスし、そして何より、香りが苦手であれば効用云々の問題ではないので、苦手な香りがないかどうか、ブレンドした時に嫌な感じにならないかどうかをムエットで聞いて貰い、OKを貰ってブレンディングに入りました。
基本、アロマのセッションでは、メディカル用途でない場合1mm瓶にブレンディングをした原液を入れて、酸化防止の為に多少のホホバオイルで希釈してお渡しします。ほぼ原液ですので、肌に直接付けて使って頂くよりは、ティッシュに染みこませて聞く、若しくはディフューザーを使用して頂く事を前提にお作りします。メディカル用途でマッサージなど肌に直接お使いになりたい、という場合は30%程度まで希釈しますが、原液は大体1mm目安で作らせて頂く事になるかと思います。もし効果を実感されて引き続きご使用になりたいというご希望を頂いた場合は、別途料金で承ろうかとは思っていますが、その時その時の体調や気分で大丈夫な物が駄目な日があったりと、香りに関して人は比較的過敏ですので、出来れば都度セッションした方が安全かなとは思っています。
自分自身で試す場合はどんな過激なブレンドでも構いませんが、やはり他人様の躰となると、個人差が大変に大きいですし、出来るだけ安全に使用して頂きたいという思いがこちらも強くなりますので、劇的にもの凄く作用した!という事にはなりづらいかもしれないなとは思います。ただ、日々の生活の中でほっとひと息、ほんの瞬間でも、いい香りでいい気分、であったり、深く呼吸が出来たり、そういう瞬間を作るお手伝いができたら本当に嬉しく思います。

メイクと写真に関してはある程度目処が立ったので、何人かモニターをお願いしていこうと思っています。アロマに関してはもう少し私の方の準備が必要な感じです。

それよりなにより問題は旧マシンから新マシンへの移行という、アルカトラズの壁の様に高くそびえ立つ難関な訳ですが…○| ̄|_



以上、彼崎(ひさき)がお送り致しました。