サンライズ湊は、ひたちなか市にある介護老人保健施設です。
入所、通所リハビリテーション(デイケア・パワーリハビリ)からなっています。
本日は、坐骨神経痛について、その症状と疾患についての説明、対応方法、リハビリについて紹介させていただきます。
「お尻から太腿の裏側や外側が痺れて、長く歩けない」
「続けて長い距離が歩けないから、休みを入れながら歩くようにしている」
サンライズ湊を利用されている利用者様の中には上記のように痛みを訴えられる利用者様は多くいらっしゃいます。
坐骨神経痛とは
坐骨神経が圧迫されることで、脚の痛みやしびれが生じる状態の総称です。
原因として多い疾患
腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、
腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア
坐骨神経痛の症状
①典型的な症状
・腰やお尻から太ももにかけての痛み、しびれが常にある
・左右のどちらか片側におきることが多い
・太ももの外側、裏に多い
・少し歩くと足が痛くなり、休み休みしか歩けなくなる
・身体を動かしたとき(特に前かがみになった時)に、足の痛みやしびれが強くなる
・靴下を履けない、靴ひもを結べない
坐骨神経痛に対して当施設で行うリハビリ
当施設では、坐骨神経痛に対して以下の治療を行います。
以下に示されている全治療を行うというわけではなく、その方に適した治療法を選択し、必要な治療を行います。
運動療法
体幹・下肢の筋力強化を
状態に合わせて適宜必要な筋力強化を実施しております。
以下運動は、運動例になります。
ヒップリフト
仰向けで寝て、軽く両膝を曲げます。
腰が反らない程度の高さまでお尻から順番に上体をゆっくり上げていく
腰をかがめる運動
背中から太腿裏の筋肉の柔軟性を高めるストレッチ
ドローイング
腹式呼吸を使って、「腹横筋」「腹斜筋」「骨盤底筋」のインナーマッスルを鍛える。
スタビリティトレーニング
呼吸によるインナーの賦活
徒手療法
坐骨神経痛の原因がどこにあるのか評価し、その原因を取り除く徒手療法を実施します。
関節可動域訓練、リラクゼーション、筋膜リリースや、関節モビライゼーション、などの手技により、神経痛症状の緩和を測ります。
日常生活指導
・福祉用具の選定
・動作指導
重たいものを持つ時の持ち上げ方
立ち上がり、起き上がりなどの動作方法 など
物理療法
危機を用いて、痛みを和らげたり、筋肉の活動を高めます。
温熱療法であるホットパックやマイクロ波、電気刺激療法を必要に応じて使用します。
ー温熱療法ー
ホットパック
マイクロ波
ー電気刺激療法ー
当施設リハビリに関する情報は、こちらをご覧ください。