こんばんは、です。
入居されているA様は、5月に在宅復帰予定です。
そのため、在宅復帰に向けて、必要となるリハビリを実施しております。
まず、これまで布団の生活だったということで、今後は、介護用ベッドをレンタルする予定です。
布団ではなく、ベッドとなり、床からの立ち上がりはほぼないと言って良いかと思われますが、
転倒リスクの高いA様が床に倒れてしまった際、床からの立ち上がり動作が必要になります。
その場合、ご家族の介助負担が大きくならないよう、床からの立ち上がり動作の練習を行っています。
環境としては、床に寝そべった状態から膝立ちになった際に、椅子やテーブルなど前にあると仮定して、それらにつかまって立ち上がるというような状況下で練習を行っています。
また、椅子からの立ち上がりの際、後方にバランスを崩しやすい状態で、
これは、恐怖心により、重心を前に持っていけないことや、下肢筋力の低下などが原因と思われ、
下肢筋力強化や、正しい動作の仕方の指導を実施しております。
また、A様は、膝の痛みを訴えられていますが、ビリビリとした痛みであることや、荷重などの刺激に関係なく、痛みが出現していることなどから、リハ担当職員は、痛みは神経性のものではないかと捉えています。
臀部から腰にかけての筋肉に硬さの見られており、臀部筋肉の硬さをとる施術をすることにより痛みの改善が見られています。
リハ職員は、痛みは坐骨神経由来ではないかと考え、施術をしております。
また、自宅内は杖での歩行となるため歩行訓練も実施しております。
在宅復帰を前にA様は、一生懸命リハビリに取り組まれています。
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