専門職としての関わりの重要性【リハビリ】 | 思いに動き 心を温め 共に生きる

思いに動き 心を温め 共に生きる

茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町に在ります介護老人保健施設サンライズ湊の日常を綴ったブログです。

LINEやInstagramでも随時情報を投稿しています。プロフィール欄のURLより観覧可能です。

こんにちは、タコです。




「出来るだけ長く自宅での生活を続けたい」


「一人暮らしだからね、色々大変だよね」


「家族に迷惑をかけたくない」


「家族の負担を減らしたい」




リハ職として、利用者様と関わらせていただいている中、利用者様からそんな切実な思いをお聞きすることも度々あります。


私たち職員は、そのような利用者様の思いをお聞きし、

また実際に利用者様の現在の生活を身近で感じる中で、

利用者の皆様が今の生活を継続して行くことは当たり前ではなく、本当に大変なことだと、痛感しております。


あるご夫婦は、ご高齢でお互いに持病をお持ちでいらっしゃいながらの二人暮らし、身体が思うようでない中で、お互いに家事をカバーし合いながら、なんとか日々の暮らしを続けていらっしゃいます。それでも、用足しに少し歩いていかれた先で転ばれたりすることもあります。



ある方は、最近大病をされ、退院されたばかりです。体調は、日々むらがあり、倦怠感を訴えられる日もあります。それでもご自宅で療養されている奥様を支えるため、風呂掃除、食器洗い、掃除など、やらなくてはならない家事こなしていらっしゃいます。



私たち職員は、今の生活を続けていくための利用者様の一生懸命を日々かんじており、

週に数回のリハビリの機会は、皆様のお体の状態を支援する大切な機会だと感じております。


リハビリでは、身体機能の維持や向上のために必要な治療や運動の実施、また痛みがある際はその除去をはかります。


また、個別で利用者の皆様に関わる中で、生活を安楽にするための福祉用具の選定や環境調整もまた日々の暮らしにおいてとても重要であり、そのような要請があった場合や、専門職として必要性を感じた場合には、それらも実施しております。


福祉用具の選定に続く