観劇「狐晴明九尾狩」 | 人間って意外とたくましい

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心の病ってとても難しいけど、人間ってそんなに脆いものじゃないって思ってます。

劇団新感線の秋舞台、「狐晴明九尾狩」を観に行ってきました。
 
劇場は赤坂ACTシアターです。
 
 
出演者はお馴染みの新感線の面々に加えて、中村倫也がさん、向井理さん、吉岡里穂さん、浅利陽介さんなど。豪華な配役です。
 
作品紹介ページより抜粋
主役の安倍晴明は、映画・ドラマ・舞台と作品ごとに様々な表情を魅せる中村倫也が演じます。新感線では2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』以来5年ぶりの出演。「中村倫也が安倍晴明を演じたら」という発想から誕生した本企画、どんな晴明を演じるのか期待が高まります。
共演にも魅力的なキャストが顔を揃えました。数多くの注目作に出演し、若手実力派女優として確固たる地位を築く吉岡里帆が、新感線初参加。九尾の狐と因縁のある狐霊を演じます。そして、2017年『髑髏城の七人』Season風以来2度目の参加となる向井 理は、陰陽師に化け日の本支配を企てる九尾の狐役。晴明との頭脳戦は必見です。更に、心強い共演者たちに浅利陽介、竜星 涼、早乙女友貴、千葉哲也。そして、高田聖子、粟根まことら劇団員の活躍にもご注目ください。
「狐の子」を名乗る陰陽師・晴明と、陰陽師に化けた九尾の狐との手練手管の頭脳戦。総勢38名のキャストでお送りする、王道にして正統な“いのうえ歌舞伎”です。
 
感想です。
さすが新感線の舞台です。華やかな照明ワーク、ロックサウンド、豪華な舞台回しは新感線ならではです。
主役の中村倫也さん、こんなに上手い役者さんだったんだと思うくらい、滑舌も見事、演技も見事、安倍晴明を見事に演じてました。ふだんドラマで観る中村倫也さんって優男のイメージがあるのですが、そんなイメージを払拭するくらい男らしくかっこよかったです。
そして、向井理さん。実に美しい。背がすらっと高く、舞台映えします。九尾の狐役という悪役ですが、その悪役がとっても魅力的でした。吉岡里穂さんは舞台にはあまり慣れていないのかなという感じもしましたが、とっても可愛いです。可憐な感じがしました。浅利陽介さんも演技が抜群に上手いです。竜星 涼、早乙女友貴、千葉哲也。そして、高田聖子、粟根まことさんたちお馴染み新感線の劇団員は本当に上手い役者さんだと思いました。
休憩をはさんで3時間。時間の長さを感じさせず、舞台に見入ってしまいました。とっても面白かったです。そして美しかったです。
 

予告映像です。

 

いやあ、新感線の舞台は本当に面白いです。

また、次回作もぜひ行きたいと思いますニコニコ