第29.5回定禅寺ストリートジャズ・フェスティバルが鳴っている | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

https://www.youtube.com/watch?v=6-WjOjerxbg&feature=youtu.be

 

今日はいつもの年ならあれに行ってる日である。

定禅寺ストリートジャズ・フェスティバル!

毎年9月の第一or第2土日曜日に開催される仙台の大音楽祭であり、この2日間わたしは仙台市中心部路をあっちからこっちこっちからあっちとせかせか歩き回りながらすごく幸福になる。そういう2日間なのであるが、しかし、雨!雨!雨!

そりゃそうだ。コロナで中止だからね。雨くらい降るさ。振らんでどうする。雨くらい降ってもらわんと納得できないのである。ジャズフェスフリークとしてはね。そして天に向かって叫ぶのだ。よくぞ降ってくれた!俺たちの気持ちの代弁、ご苦労である!

さらにはわたしには重ねての行けない事情ができていた。カテーテル手術の3日後だからね。やっぱ行けなかったでしょ。ま、3日目の今日の身体的状況はと言えば、まあ元気です。大変お世話になった方々のお蔭で2日間歩くくらいには復活いたすことができてる感じ。

でもやっぱこれって自分の「感じ」でしかなくて、不安は残る。胸の奥底に秘めたかわいい金属の存在を思えば、やっぱり「まだ馴染みきってねえかもしれないしなあ」とか余計なことを考えてしまい、結論としては2日間歩き回るなんてやっぱやめとけよな、ってことになるわけで、やっぱ今年は到底ジャズフェスなんて無理だったのさ。

という今日と明日、わたしはやはりここ2週間のことを思い起こすべきなんだろうと思う。

まさか自分が、2泊3日とか、3泊4日という短いものとはいえ、入院なんてすることになろうとは、60年生きてきて一度も思ったことはなかった。とにかく自分の取り柄は病気をしない、その一点だと思ってたから。それが突然、いつもの「高脂血症」の薬をもらってる個人医院からの電話。じゃあ今から行きますと向かった先で聞かされた「あっこのでかいビョーインで検査をどうぞ」のお言葉。そしてCTで決定された検査入院。そんで、そんで……。

 

ちゃんと生きろや。

 

すべてはそんな一言に行きつく。

 

来年のジャズフェス、どんな形で参加するんだ、俺は。