1 Honey Baby
Honey
2 Thin Dog Blues
3 Connie Island Baby
4 Wild Child
5 Pretty Beat Up
6 Moon Walker
7 Planet Song
8 からかわないで
9 Living In The Dark
10 Lost
Angel
[Credits]
all songs are written & played by
-NINGEN-
SHO-ICHI vocal & guitar
SHIBUYA guitar
RYO bass
ABEMA drums
-guests-
Sato-san engineering, 12strings guitar on 5
Ohno Chorus on 4
Izumi ryos: Yoneki, Tateoka, Furubayashi, Shinya, Sugai voices on 3
HIROSHI KATO illustration
Recording: ITOON B/2 Studio, Sendai, 1987
セカンドとなった「たったひとつのうた」では、ベーシストが流動的、
キーボード、管楽器、弦楽器等、4人以外の楽器参加も多々あった。
さらには録音時期がかなりバラバラ、そういうことを考えると、
この「GREAT」こそがやはり、渋谷圭が全能力を注ぎ込んで仕上げた、
「伝説のバンド/人間の最初にして最後の本格的な記録」と言っていい。
Vocalのショーイチは、のちの活動を知った耳には「まだまだ青く」はある。
がしかしこれはこれで、マッドマンでのショーイチとはまったく違う「生々しさ」を
たたえていて恐ろしくさえ感じられる。
渋谷圭が目をつけて引っ張ってきたという「先輩リズム隊」は、
この盤において、他にも数多(あまた)いたであろう先輩方ではなく
なぜアベマと了くんでなければならなかったのか、
そのへんの理由を見せつけている。
さすがに渋谷圭が少々無理して引っ張ってきたリズム隊、
その完璧な技量、ひたむきさ、底力、一曲一曲の中で迸るほどである。
そしてもちろん渋谷圭本人。
一曲一曲を盛り上げるためならギターの2、3本普通に担いでスタジオ入りする男。
「曲の性格」を見極め、執拗なまでに押し込められるそのフレーズフレーズには
一分の隙もなく、無駄もない。
弾くことで弾かない
(→弾いていることを感じさせない→耳を歌に導く、リズム隊の働きを強調する)、
弾かないことで弾いている(→わざと隙を作る→音の輪郭をハッキリさせる)、
そんなギター。
渋谷圭、曲を形作るために生まれてきた、まさにギター仙人である。
●「たったひとつのうた」
1 風の街から
2 まっさかさま
3 Day By
Day
4 雨の女
5 Back In The
Night
6 夢嵐
7 あいたい
8 朝早く君を呼ぶ
9 イミテーション
10 Goodbye
Baby
11 Monkey
12 カーテン
13 おてあげ
14 大寒町
15 ガラクタ
16 Bad Boy
Credit
NINGEN
佐々木彰一 vocal & guitar,saxophone
渋谷 圭 guitar,vocal
渡辺 了 bass
阿部昌彦 drums
engineering & mixing 相沢 仁
Recording: ITOON B/2 Studio, from March ’89 to febuary ’90
songs were written by
1,3,4,5,6,7,8,9,10,12 佐々木彰一 2,13 佐々木彰一 & 渋谷圭
11 Dr.Feelgood、14 鈴木博文、16 Carl Perkins(日本語詩 佐々木彰一)
Cover design 荒川恵理
Thanks to join
木村益久 bass on 8、戸田武彦 sax on 7,8
レスター小田原 banjo on 10, pedal steel guitar on 3
山本晃史 bass on 4,12、高橋秀基 konnga on 4
奥澤‘cindy’麻子 violin on 7、泉沢みゆき trumpet on 13、荒川恵理 bass
川村真紀、佐藤修一、佐藤明子、泉沢紀康 voices on 10