音楽至上主義宣言Ⅲ――Born in 1959――② | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

まずはフォークブームでテレビの歌謡曲番組とは一線を画す世界に足を踏み入れたものの

しかし洋楽で一番に買ったシングルレコードはテレビに出ていたパートリッジ・ファミリーの曲だった俺が

本格的にロック・ミュージックというものに踏み込んでいくその段階で、

最も影響を受けたのが黒澤久雄の「東芝ヒットパレード」だった。

ビートルズ解散後の4人、すなわち

ジョン・レノン 「マインド・ゲームス」「真夜中を突っ走れ」「夢の夢(#9Dream)」

ポールマッカートニー(&ウィングス)「マイ・ラブ」「愛しのヘレン」

リンゴ・スター 「想い出のフォトグラフ」「ユア・シックスティーン」

ジョージ・ハリスン 「ギヴ・ミー・ラヴ」「ダーク・ホース」「ディンドン」

スージー・クアトロ 「キャン・ザ・キャン」「48クラッシュ」「デイトナ・デモン」

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)「グリーン・リバー」「ハロー・メリールー」

グランド・ファンク・レイルロード(GFR)「アメリカン・バンド」「シャイニン・オン」

T-レックス 「イージー・アクション」「チルドレン・オブ・ザ・レヴォリューション」

スティーリー・ダン 「リキの電話番号」「ブラック・フライデー」

スパークス 「恋の自己顕示」

ウォー 「シスコ・キッド」

スティーヴ・ミラー・バンド 「ジョーカー」「フライ・ライク・アン・イーグル」

スリー・ドッグ・ナイト 「シャンバラ」「ショウ・マスト・ゴー・オン」

エルトン・ジョン 「ダニエル」「土曜の夜は僕の生きがい」

コックニー・レベル 「悲しみのセバスチャン」

ヘレン・レディー 「デルタの夜明け」

アン・マレイ 「スノーバード」

シェール 「(すごく印象の強い曲があったんだが曲名を思い出せない!)」

ヨーコ・オノ 「女性上位万歳!」

そして

ラズベリーズ 「レッツ・プリテンド」「トゥナイト」

バッドフィンガー 「わが瞳のアップル(?……邦題、ちょっと違うような気も……)」

さらには

パイロット 「マジック」「ジャニュアリー」

ジョーディ 「君にすべてを」「朝日の当たる家」

エース 「ハウ・ロング」

ヘイウッズ 「悲しみのヒーロー」「ハートブレイク・キッド」

なんていう一発屋や二発屋なんてのもいた。

今考えると、いちレコード会社の所属アーティストだけでチャートを発表するなんてとんでもないが、

しかし東芝にはそれができたということなのかもしれない。

なんつったって元ビートルズの4人を擁してたからね。


(つづく)


(↑「○○○○○○」の曲名は当時リアル・タイムで聞けた曲です。飛ばしつつ読んでください)