ウォーキング・デジカメ日記 | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

 最近また、録画できるテレビの録画機能が低下している。さてこうなると、見たいものはとっとと見てHDを一度初期化しないと、肝心の時、「録画できませんでした」なんてことになってしまう。金曜日には伴侶も非常に楽しみにしている「Death Note The Last Name」の録画を控えており、それが録画できなかったりした日には大事件である。初期化初期化、とっとと初期化だ。というわけで、爆笑問題の小難しいテレビ「ニッポンの教養」と、待ってましたの忌野清志郎の「SONGS」(どちらもNHK)を見て、ついでに清志郎の姿をパソコンのデスクトップ用に写真に撮り、アル・パチーノの「リチャードを探して」に未練を覚えつつも、えいやっ!と初期化してしまう。これでほぼ「デス・ノート the Last Name」は大丈夫であろう。大丈夫であってくれ。清志郎の足が90度上がった写真をパソコンのトップ画面にアップさせて、さて今日もウォーキングという名の散歩へ。

 天気はいいが、風が強い。その風が冷たい。先が思いやられるなあ、とか思いつつ土手沿いに上がってみると、今日はさっそく「あれ?」である。車が一台なくなっている。先日mixiのほうに写真をアップした2台並んで放置してあった車のうち古くて白いほうがなくなっているのである。

放置車両  一台残された黒い車。


 まさか、俺がmixiに載せたからなくなったわけではあるまいが、なんだか気になる。これから数日でこの黒いほうまでなくなったら、きっともっと気になる。が、きっとそんなことにはなるまい。あの白いほうはちょうど一年放置されていたので役所がどうにかして処分したのだろう、と考えるのが妥当だ。

 2・3分行くといつものポチが待っている。


ポチ余裕  今日も余裕をかましている。


 最近は俺に見て欲しいのか、いろいろ庭に運び込んでいることが多い。こないだはおかあさんもしくはおねえさんの靴。今日はなんだか見るも無残なヌイグルミと木の枝である。デジカメ持参で来はじめた頃にはなぜだかよく俺に向って吠えていたものだが、最近はまったく身じろぎもしない。ある種の疑いが晴れたのかもしれない。

 今日は晩ごはんのおかずを何か買わねばならず、ポチの所から3・4分歩いて土手を下りる。団地を横切って市道に出るとちょっと懐かしいものが佇んでいる。

高砂銭湯 昭和の形跡を目にすると思わず撮らずにはいられない。


 四時過ぎにここを通ったことがないから、暖簾を見たことはないけれど、まあ自販機が置いてあるぐらいだから潰れたりはしていないんだろう。今の銭湯はジェットバスとかいろいろな風呂があるところが多いが、ここにはきっとそんなしゃれたものはないんだろうなあ。

 買い物を済ませ、また土手沿いに上っていく。するとポチがなにやらあわただしい。庭を駆けていって、玄関のほうへ。


散歩だぞ  おとうさん、散歩の時間ですよ、って感じ。


 おとうさん、今日は風が冷たいですぜ。

 いつだったか、生協の袋を風にバタバタ言わせながら歩いたらカモメがわさわさと飛んできたことがあったので、今日も同じように音を立てて歩いていったが、今日は誰も寄って来てくれない。寄って来てくれないどころか、白鳥があっち岸に寄って行く。ああ、なるほど。


おばさん犬白鳥  犬連れのおばさんに寄って行く白鳥軍団。


 しかしおばさんの手には袋ひとつない。ひやかしだ。白鳥空振りの図。

 さて、そろそろ我が家の役になることを始めないと。まずは米を研ぎます。