携帯のはた迷惑【デジ写復刻版】 | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

ウォーキングお買い物コース、○○町商店街(?)をトム君ち方向へ。

向こうからおばチャリが来るなぁ。とか思いつつすたすた歩き。

再びそっちに目をやれば、あら?

おばちゃんたかさ1メートルのブロック塀に左腹をもたれて動かない。黙って通り過ぎれぬ感じ。

「大丈夫ですか?」

返事なし。無礼者。

近くに公衆電話を探すが、もっといいものめっけ。薬屋さん。入る。

「あの、そこで動けなくなってる人が……」

電話の子機を持って薬屋さん外へ。

かけながらおばちゃんの喉元に手を当てたり、何だかんだ、電話の向こうに状況を説明。

と、たまたま通りかかった車からどうしましたかの若い声。降りてくる。

この人もやけに慣れた雰囲気、おばちゃんにいろいろ話しかける。

おばちゃん、「携帯かけてて……」と苦しそうに白状。

うん、そうだと思った。携帯開いてたもんね。それ知ってるの俺だけ。だけど俺もういらない?

がしかし一応第一関係者。

ここで離れてあとから「あいつは何だったんだ?」とか「姿を消すとは怪しい」などと言われては心外。留まる。

ほどなく救急車到着。マジでもう用なし。じゃあね。ほんとにもういいよね。じゃ、行くよ。

現場写真↓


GENNBA


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……だから携帯は嫌いなんだ。