いつものウォーキングコース、川沿いのアスファルト舗装された土手道を行くと、やがて
はやしさんちの柴犬ポチが二階建ての新し目の家の庭でいろいろやっている姿を見おろすことができる。
いつだったかは、姿が見えないなあ……と思いつつ少々さびしげに通り過ぎようとしたら、
陰のほうからいきなり、ダダダダダッ!とこっち方向に向かって駆け出てきて、
おーおー俺がやってきたのを察知したのか!と自分勝手に喜んだら、
そこが定位置なのか、庭の角でピタッと止まって中途半端にしゃがみこんだ。
……ウンコ。
やられた、と思った。
まったくやってくれる。
さすがポチ!
ついこないだは、こっちが「あれ?」と思うほど姿勢正しく鎮座ましましていた。
背筋をまっすぐ伸ばし、前足をきっちり揃えて座り、こっち方向を見上げている。
どうしたんだ、ポチ!お迎えしてくれたのか!と、俺はまた自分勝手に思い込んだ。
すると次の瞬間である。
ウォォォォォォォ~~~~~ン!
遠吠えである。
何なんだ、お前はいったい!?
とっても楽しいはやしさんちのポチ。
p.s. mixiの名前、まどろっこしーことやめて本名にしちゃいました。もう変えません。