TSUTAYAから半額チケットなるものが送られてきて、なんとまあ100円で借りられるっつーんで、いやあ久しぶりに借りまくったなあ。
●「パイレーツ・オブ・カリビアン――デッドマンズ・チェスト」
シリーズ第二弾を三部作最終章を映画館で見んがためにヴィデオ屋から借りてきて見たんだけど、これ正解。映画館で見たらきっと「あれれ?」って思ったに違いないのだ。第一作から最終作へつなげる「あいだのお話」としか思えなかったもんね。
●「パイレーツ・オブ・カリビアン――ワールド・エンド」(これのみ映画館にて)
とは言うもののやはりこの世界は映画館で見るのが大正解。全編大躍動大迫力の完結編。
見る前に買ったパンフレットに「Keith Richards」の写真も名前もまったく載っていないので、「???」だったんだけど、契約上の問題だったんだろうか。「本当に出てるんだろうか?」と、なかば「出てきたら儲けもん」ぐらいの気分で見ていただけに、実際出てきた時の感動に思わず破顔。ふたりでニタニタしてた夫婦は俺たちです。
●「M-I-III」
いやあ、わかりやすいね。いいね。「アクション映画の見本!」みたいな傑作でした。
●「かもめ食堂」
小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりの演技が波濤の光のごとくキラキラキラキラ。
群ようこが映画のために書き下ろしたんだってねえ。なるほどねえ。この三人の姿を思い浮かべながら書いたのかもねえ。それぐらい三人ともピッシャリはまってました。
お奨め!
●「小さき勇者たち――ガメラ」
ガメラと言ったら絶対映画館で!だったはずの俺がこれだけはちょっとだったんですねえ。
実際見てみてう~んやっぱり「これを映画館で」はきつかったなあ。
かと言ってつまんなかったわけじゃないけどね。
主役の子(富岡涼くん)のお父さん役の津田寛治がなにげに締めててよかった。
●「花田少年史」
いいっすよ。ほんとに。まじで。
ガキもんには違いないんだけど、いいです。須賀健太くんさすがです。
お奨めです。
●「16ブロック」
気の毒な刑事のアクションものと言うことなので「小ぶりなダイハード」を想像してたんだけど、違いました。いわゆるバディムーヴィーというやつ。主役(ブルース・ウィリス)のいい人加減がなかなか渋くていいです。これもお奨め。でもあくまで「アクション映画」としては見ないでね、っていう感じ。心あたたまる映画です。
●「モンスターズ・インク」
可愛い作品です。特にお勧めはしないけど。
●「明日の記憶」
渡辺謙うまいねえ、やっぱり。これと立て続けに山田太一ドラマ「星ひとつの夜」も見たけどほんとにうまい。
映画的には実に重いモチーフなんだけど、ぎりぎりのところで滅入らずに見てられたのは、原作がいつも軽いタッチのものを得意としている荻原浩だからかな、いいバランスで安心してみてられました。
途中突然流れてくる「喜びの世界 Joy To The World/Three Dog Night」がこの映画のバランス感覚を象徴してましたね。よかった。うまかった。
(伴侶、今日からSCHへ)