4時半に寝たっつーに9時に目が覚め、これは足元が冷えるからに違いない、とタオルケットを一枚引っぱり出して足の部分にかけ再び布団の中へ。しかし情けない~ぃぜ、仕事中にラジオから何度も流れてくる「青春アミーゴ」が頭の中を駆け巡り、じもぅとぉじゃぁ負ぁけ知ぃらぁずぅ、二度寝に没入できない。なんてこった。それもこれもこの曲が実に久しぶりに歌謡曲というものを聞かされた気分にさせてくれる曲だからなのだが、これほどまでに歌謡曲なのはどんな歌を聞いて以来だろうなどと考えさせられ、美空ひばりかなあ、そうかもしれないなあ、なんてついついどうでもいい世界をぼんやり浮遊してるうちに、ああ、眠れない。頭のはしっこあたりに、疲れが小さな痛点となって残っているのに、そんなもの抱えたまま起きたくないのに。このまま起きればロクでもない一日になることは目に見えているのだ。この手の痛点はウォーキングをしても消えないのだ。一日すっきりしない。そんな焦りをはらんだ空間に漂って一時間半、グダグダグダグダ……しゃあない、と起きたのは今日やることは決まっているし、そう大したことでもないし、眠かきしながらそれだけに没頭しようと決めたからである。今日やらねばならぬこと。クリスマスCDの作り直し。ね、大したことじゃないでしょ、ぜんぜん。こんなことさえ、俺にとっては「やらねばならぬこと」なのです。だって、あしたは我が家のクリスマスだから。で、没頭。じっくり二時間、どうにか完成。こないだも書き記したけれどまたもや掲載。意味もなく。
[2005クリスマスCD決定版!]
1. Seven O'Clock News/Silent Night-----Simon & Garfunkel
「7時のニュース~聖しこの夜」 サイモンとガーファンクル
サイモンとガーファンクルはさりげなくも美しい調べであるにもかかわらず、我が若き日の記憶に鋭く突き刺さった人たち。「早く家に帰りたい/Homeward Bound」が一番好きだ。
2. Happy Xmas (War Is Over)-----John & Yoko
「ハッピー・クリスマス~戦争は終わった」 ジョンとヨーコ
始めにこそこそっと入っている二人のささやきを「ハッピークリスマス、ヨーコ」「ハッピークリスマス、ジョン」と訳しているバカ訳を見たことがある。自分で自分にハッピークリスマス言ってどうするの?なのだ。正しくは、誰でも知ってることだろうけど、それぞれの別れた子供たち、キョーコ、ジュリアンにささやきかけているのだ。
3. My God Is Real-----Mahalia Jackson
「マイ・ゴッド・イズ・リアル」 マヘリア・ジャクソン
今年図書館で得た最大の収穫がこの人だった。アレサ・フランクリンの姉御的存在だってんだからスゴイに決まってる。
4. All I Want For Christmas Is You-----Mariah Carey
「恋人たちのクリスマス」 マライア・キャリー
恥ずかしいなあ、この曲が入ったクリスマスアルバムが発表された時、なんだかすごく嬉しかったのです。素晴らしい!素晴らしい!マライアにしか出来ない企画だ!と、そんなふうに歓喜しまくったのです。マライア・キャリーの最大の仕事ですな。
5. Merry Christmas (I Don't Want to Fight Tonight)-----Ramones
「メリークリスマス~今夜は戦いたくない)」 ラモーンズ
ラモーンズがクリスマスソング!?と驚いたりしたんだが、サブタイトルを見て納得。全世界の出来事と恋人との休戦をダブらせて歌うところが彼らのポップさなのでしょう。
6. 2000 Miles-------Pretenders
「2000マイル」 プリテンダーズ
クリッシー姉御もクリスマスソングを歌っていたのだ。ラモーンズもそうだけど、おめでたいばかりじゃないのがRockのクリスマスソングだね。
7. Winter Wonderland-----Anne Murray
「ウインター・ワンダーランド」 アン・マレー
美しい。ポップシンガーの鏡のようななめらかな声。我が洋楽人生のきわめて初期、「スノウバード」なんて曲もヒットさせてたっけ。
8. Santa Claus Is Coming To Town-----Mariah Carey
「サンタが町にやってくる」 マライア・キャリー
この人のプロデューサーはうまいねえ。音が時代遅れにならないようにしっかり考えてたんだねえ。
9. Christmas Is The Time To Say "I Love You"-----Billy Squire
「クリスマスはアイ・ラブ・ユー」 ビリー・スクワイア
ハードロックの人じゃなかったっけねえ、この人。
10. Merry Christmas, Baby-----Otis Redding
「メリー・クリスマス・ベイビー」 オーティス・レディング
Shoに借りたオーティスのベストに入ってた。
11. Come on Children, Let's Sing-----Mahalia Jackson
「カモン・チルドレン、レッツ・シング」 マヘリア・ジャクソン
子らよ、来たりて歌え!
12. Please Come Home for Christmas-----The Eagles
「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス」 イーグルス
この一曲のためだけに二枚組みのアルバムを借りたら、あんがい他にも「これがベストに!?」ってな曲が入ってて得した気分に。
13. The Christmas Song-----Nat King Cole
「クリスマス・ソング」 ナット・キング・コール
一応、という選曲、なのだが、やっぱり決まるね。ナタリー・コールの「ミスター・メロディー」なんてのも聴きたくなってくる。
14. Joy To The World-----Mariah Carey
「喜びの世界」 マライア・キャリー
スリー・ドッグ・ナイトで有名な「喜びの世界」とゴスペルの「Joy To The World」がドッキング。
15. Thank God It's Christmas-----Queen
「サンク・ゴッド・イッツ・クリスマス」 クイーン
伴侶がね、クイーン、大好きなんです。I Was Born To Love Youが特に。
16. White Christmas-----Otis Redding
「ホワイト・クリスマス」 オーティス・レディング
あのホワイトクリスマスがなんともはやどっぷりのオーティス節に!
17. Do They Know It's Christmas?-----Band Aid
「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」 バンドエイド
懐かしきボブ・ゲルドフ!偉いボブ・ゲルドフ!Mr.Boomtowon Rats!
18. Bridge Over Troubled Water------Simon & Garfunkel
ここから三曲は年末の雰囲気です。
19. Bad Liver and a Broken Heart-----Tom Waits
「いかれた肝臓とぶっ壊れたハート」 トム・ウェイツ
前奏の「As Time Goes By」から滑らかにTomの世界へ。浸れるのだ。
20. Let It Be-----The Beatles
「レット・イット・ビー」 ビートルズ
ポールの曲なんだけどね、伴侶が年の瀬に聞きたくなる曲なので。
21. ワンダフル・クリスマス-----三宅伸治プロジェクト
素晴らしい歌詞です。素敵な歌です。
22. Christmas (Baby Please Come Home)----------Mariah Carey
「クリスマス~ベイビー・プリーズ・カム・ホーム」 マライア・キャリー
最後にもう一発!メリークリスマス!
23. (Just Like) Starting Over----------John Lennon
「スターティング・オーヴァー」 ジョン・レノン
可愛く終わる我がクリスマスCDなのだ。