盆休み | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

●8月13日

 超大盛そうめんをかっ込んで出発、塩釜の墓へ。

 去年は駐車場だった所が閉じられている。たぶんそこにも墓が立つのだろう。行くたびに敷地がどんどこ広がっている○○寺。ショートピースと線香を供え、そろそろ生まれるあなたの孫をよろしく、と。

 盆期間にいつも使うコース、大郷、松山をぐるっと回り、小牛田へ。ばあちゃんの病院に寄ってチラッとこんにちわ、ご機嫌にかがをやってから義兄の墓へ。ハイライトと線香、造花。

 県道沿い、古川に入る直前のそばやで昼飯。天ざる。普通盛りにして超大盛。隣りで「大盛」を注文した初老の旦那さん、焼肉やなどでよく見かける青い大盛皿にのってきた大盛天ざるを前にちょっとうろたえ顔。普通の蕎麦屋の三人分はあったね。

 4号線から帰宅。対向車線は超渋滞。お気の毒、なれどこれが日本の現実。

 しかしそれにしても、朝の大盛そうめん、昼の予想外大盛そば、一日中なんとなくボテ腹の夫婦だった。

●14日

 先日、蒲生干潟までの行き方はわかったので、今度は蒲生海岸への行き方を探そうとチャリを出す。

 途中、こっちかな?と細い路地を降りていったら川辺に出る直前で、Bowbowbowbow!! ワンコロの襲撃。噛みかかってきそうな形相に何十年ぶりかの恐怖。噛まれたことあるとねえ、ダメなんです。思いっ切りブレーキをかけ、しばし対峙。「おどかすなよう」と弱気な俺。「ビックリしただろ」。しかし二・三歳ほどの柴と思しきワンコロ、対峙をやめず。いや、まじで何十年ぶりかで焦った。

 いやはや、こっちじゃなかったね、第一ここで水辺に出てもまだ貞山堀の手前だったのだ、と遊歩道へ戻り、しばらくウロウロしてからやっとのことで見落としていた道を行けばすぐに海岸へ出られることがわかる。しかし時間切れ。砂浜へ出ずに帰宅。

 そういや、ウロウロしてるあいだに老夫婦のお二人に偶然出くわし、海岸にはどうやって出たらいいんでしょうと聞かれ、俺も探してるんですよねえ、この橋渡っても下水処理場があるだけだし、と答えちまったのよ。がっつり嘘つきになっちまった。橋渡ったすぐのところに下水処理場に入らずに海岸へ抜けていくもう一本の道があったのだ。

 しかし、あのおじいさんとおばあさん、車で来たようでもないし、あんなところまで一体何で来たんだろう。そして目的は……。単なる酔狂な老夫婦?

●15日

 公的盆休みのない伴侶はごく普通に月曜日の勤務へ。タラタラと俺はこのブログの記事整理など行ってからプールへ。いやはや、伴侶が勤務ということで忘れていたのだが、世間的にはまだまだ盆休み真っ最中なのであった。プールに溢れかえる親子連れよ。しかしなんとか一コースを確保し泳ぎ始める。

 しかしさあ、プールの中でも汗はかいているのです、水分補給を怠らずに泳ぎましょうとか何とか言われて生きてきたような気がするんだが、これ本当?

 というのもね、プールから帰って掃除なんぞをし始めると、とたんに冷え切った体を温めるが如く汗がいっせいに噴き出してくるんだよねえ。プールの中で汗かいてるなんてウソだッ!とつい思ってしまったわけです。