わたしの真実② | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

 30年以上も前のメロディー、イーグルスの「Desperado」なんぞうっとり聞いている男なのだ基本的に耳によく馴染んだ音曲にもっとも感動する男なのである。同じ曲を何年も歌い続けるカラオケオヤジとなんら変わらない。なんてこたあない、懐古的保守派だ。自分のほうがなんぼか若々しさを保っているなどと思い込んでいる分、たちがわるい。今日なんぞは「Pretenders Ⅱ」なんてえのを中古CD店で見つけ、伴侶のおかげで成り立っている経済から1260円ちょろまかした。ドロボーである。そして購買の事実は、「ずっと前からあったCDだ」なぞと言い完全に隠蔽する心算なのである。そんなことを買った瞬間から思い巡らせているのだ。
しかしそれでも自分のことを余程まっとうな人間だと信じているんだろう、
 インターネットで自らのホームページなんつうものを開いている。実は誰彼にかまって欲しいだけなのだ。その証拠に「BBS」とか言うページをホームページに組み込んでいる。あげく、開いた当初など、昔なじみの遠方の知人に、「ウチが閑古鳥で…」などと泣き言を聞かせたりしたのだ。
 「気長にやるものです」と、たしなめられた。
 七つ年下の人間に、である。さすがに頬が火照った。しかし火照りも冷めやらぬうちに再発したものだ、「つまんねえなあ」なのである。甘ったれである。そんな本性がばれるのが恐ろしいくせに、こんなことを書き連ねたりもする。自分の本性がばれるのが一番怖いくせに、なぜか自分からばらすのだ。わけがわからん。キチガイである。分裂症だ。
 でも自分はまっとうだと信じて疑わないのである。自信満々なのである。すごい。俺って、スゴイ。