過労自殺、これは親会社である朝日測量社長・小暮正が一番危惧していた事態です。
本人に無断でトンネル会社に転籍したターゲットの社員に、内緒で掛けた保険。
保険には『自殺の免責』という条項があり、当時の免責期間は1年。
肉体労働と残業の一年間禁止というドクターストップのかかっている社員に、炎天下の重労働を課して体力を消耗させた後、炎天下よりも暑い炎熱地獄での無制限残業と炎天下の現場作業のコラボ。
並みの人間なら、この時点で命が尽きる。
当時、私は『死んでたまるか』『殺されてたまるか』と思い、ありったけの知識を動員して、過労死、熱中死と戦っていました。
その最中、超長時間労働の連続で、『突然死』の前兆が間を置かず連続したため、届けを出して1日休暇をとった時、見張り役の亀井部長から私の両親が電話攻勢を受けました。
私は、親会社からの勤務命令を予想して、日中は外出していました。
私以外のトンネル会社社員には、携帯電話が支給されていますが、対外連絡禁止の私には、携帯電話がありません。
これは、休息を必要とする私にとっては、かえって好都合でした。
夕方帰宅して、亀井部長からの100数回目の電話に出ました。
彼は『半狂乱』になって叫んでいました。
自殺→保険の免責→保険金がおりない→アパートのローンは…
こんな考えが、頭の中を駆け巡っていたのでしょう。
こうした、不純な動機に基づいて私は『過労自殺』しないように守られていたのです。
『過労死』は良くて『過労自殺』はNG。
ずいぶんと勝手な人たちです。
そんな中で、うっかり過労自殺をしてしまいそうになったことがありました。
それも、一度や二度ではありません。
長期間の肉体的疲労が蓄積したあと、さらに睡眠時間2~3時間で、長時間労働を続けると思考力が著しく減退します。
論理的に物を考えることが難しくなってきます。
そんな時、崖の端や車が行き交う道路へ歩き出そうとする自分の姿に、はっと我にかえる。
そんな経験を度々しました。
その時は、『自殺しようとしてんじゃねえよ』と、一人ツッコミを入れて意識を元に戻していました。
考えていたことは、『楽になりたい…』だったような気がします。
過労自殺をした人の中に、遺書を書かない人たちが数多く存在するのは、私のように『我にかえる』前に、無意識のうちに命を絶ったのではないか。
私の個人的な経験から導きだした答えです。
※本記事が、何の事について書かれたことか分からない人。
この件に関する記事は、本編『保険で儲ける①~⑰』に書かれています。
時間がありましたら、そちらを参照下さい。
本人に無断でトンネル会社に転籍したターゲットの社員に、内緒で掛けた保険。
保険には『自殺の免責』という条項があり、当時の免責期間は1年。
肉体労働と残業の一年間禁止というドクターストップのかかっている社員に、炎天下の重労働を課して体力を消耗させた後、炎天下よりも暑い炎熱地獄での無制限残業と炎天下の現場作業のコラボ。
並みの人間なら、この時点で命が尽きる。
当時、私は『死んでたまるか』『殺されてたまるか』と思い、ありったけの知識を動員して、過労死、熱中死と戦っていました。
その最中、超長時間労働の連続で、『突然死』の前兆が間を置かず連続したため、届けを出して1日休暇をとった時、見張り役の亀井部長から私の両親が電話攻勢を受けました。
私は、親会社からの勤務命令を予想して、日中は外出していました。
私以外のトンネル会社社員には、携帯電話が支給されていますが、対外連絡禁止の私には、携帯電話がありません。
これは、休息を必要とする私にとっては、かえって好都合でした。
夕方帰宅して、亀井部長からの100数回目の電話に出ました。
彼は『半狂乱』になって叫んでいました。
自殺→保険の免責→保険金がおりない→アパートのローンは…
こんな考えが、頭の中を駆け巡っていたのでしょう。
こうした、不純な動機に基づいて私は『過労自殺』しないように守られていたのです。
『過労死』は良くて『過労自殺』はNG。
ずいぶんと勝手な人たちです。
そんな中で、うっかり過労自殺をしてしまいそうになったことがありました。
それも、一度や二度ではありません。
長期間の肉体的疲労が蓄積したあと、さらに睡眠時間2~3時間で、長時間労働を続けると思考力が著しく減退します。
論理的に物を考えることが難しくなってきます。
そんな時、崖の端や車が行き交う道路へ歩き出そうとする自分の姿に、はっと我にかえる。
そんな経験を度々しました。
その時は、『自殺しようとしてんじゃねえよ』と、一人ツッコミを入れて意識を元に戻していました。
考えていたことは、『楽になりたい…』だったような気がします。
過労自殺をした人の中に、遺書を書かない人たちが数多く存在するのは、私のように『我にかえる』前に、無意識のうちに命を絶ったのではないか。
私の個人的な経験から導きだした答えです。
※本記事が、何の事について書かれたことか分からない人。
この件に関する記事は、本編『保険で儲ける①~⑰』に書かれています。
時間がありましたら、そちらを参照下さい。
