女の子のキャリアの話 ② | 中間管理職ワーキングマザーのバランスシート

中間管理職ワーキングマザーのバランスシート

都内で一人娘を育てる中間管理職ワーキングマザーです。
なにごとも腹八分目を目指しています。

 

ごきげんよう。
都内エンタメ企業で働く中間管理職WM
深雪(みゆき)です。
ご訪問いただき、
ありがとうございます。

 

 

※アメンバー限定記事を

ご覧になりたい方は

リンク先をご参照の上、

ご申請ください→

 

 

 

 

引き続き、女の子のキャリアについてつらつら考えています。


⭐︎

 


私の通った中高一貫女子校は上に女子大がついていて、(よほどの成績下位者以外は)女子大の合格をKeepした状態で、外部大学も自由に受験することができます。

そのため、実質的には進学校のスタンスで、多くの学生は外部大学を目指して受験勉強し、それぞれ受かった大学と附属女子大の中で好きな所を選んで進学していました。

そのような環境なので現役進学率が高いですが、進学先に妥協したくない層では、浪人を選択する人もいます。

 

いずれにしろ、同級生のほとんどは、最終的には大学又は大学院まで進学しています。

 

私の知っている範囲で、同級生で大学進学しなかったのは一人だけ。

彼女は、海外の音楽院に留学して、プロの音楽家になりました。

 

同級生達のその後の職業は、私の身近なところではこんな感じ・・・

 

 

医師

弁護士

税理士

国家公務員

薬剤師

管理栄養士

言語聴覚士

科学者

大学准教授

高校教師

漫画家

アニメーター

民間企業就職

海外留学

 

 

中には、大学卒業後に、目指す職に就くために専門学校に通い直した人もいます。

 

よく

「子供の将来の選択肢を増やすために中学受験をさせる」

ということを言う方がいらっしゃいますが、私が進学校のデメリットだなと感じるのは

“大学に行かない“と言う選択肢がなくなる

点です。

最低限〇〇大学以上じゃないと恥ずかしい、とか思い込んじゃう人も出ます。

専門学校とかアリエナイ感じになります。

どちらも私自身のことです。

現役時代の自分を思い返すと、とても視野が狭かったですね。

(その後大学受験に失敗して、色々あって自分の歪んだプライドと視野狭窄を自覚して、前回のエピソードに繋がっていきます。)

 

「そういう環境をこそ求めているのだ」

とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、私としては、それは少し怖いことだなと感じます。

その子の目指す職業によっては、大学受験を経由するという、遠回りしないといけなくなる恐れもあります。

子供によっては、精神的に追い詰めてしまう恐れもあります。

 

 

 

さて、そんな高校を卒業後20年以上経って、今、私が個人的に羨ましいと感じるのは

 

東大卒弁護士と結婚して専業主婦している友人

 

だったりします爆  笑

 

あとは、

 

旦那さんが婿養子に入って実家の町工場を継いでもらった友人

(本人は全く別の資格職)

 

とか。

 

日本の大学卒業後、海外の大学院に留学して研究を続け、その後現地に根を下ろした友人

 

もなんか人生エンジョイしていて眩しく感じます。

 

 

・・・って、結局、隣の芝生は青いだけかもしれませんね。

 

 

別に自分のキャリアに、言うほどの不満があるわけではないのですが。

 

ただ、高校生の頃自分が思っていたよりも、人生はもっと多彩なんだなということを知りました。

 

あの頃の自分は、

一生懸命勉強して、良い大学に入って、希望の職業について、バリバリ働くことこそが人生の「成功」である、

という価値観しか持っていなかったような気がします。

 

 

でも、必ずしもそうではないんだな。

 

 

しかも女性の人生は、結婚や出産などのライフイベントごとに、職業との向き合い方の選択を迫られる可能性がある。

少なくとも、2022年現在の日本においては、まだまだそれが現実なのですね。

 

 

今は学校でもキャリア教育が行われているようなのですが、私の学生時代はそんなものはほぼなかったもので、実際に社会に出てから気づく『現実』が、いくつかありました。

 

 

⭐︎

 


また長くなってしまったので、次回に続きます。


 

 

 

お読みいただきましてありがとうございます。

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村 

 

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
にほんブログ村