ロードキングのクラッチ滑り修理 ①の続きです。
『VPクラッチ』が外れました
これはディーラーで取り付けてもらった物ですがこんな簡単に脱着出来るなんて
自分で取り付ければ良かったです
『VPクラッチ』を付ける前はここに『アジャスタープレート』が付いていました
『VPクラッチ』の次は黒い『ダイヤフラムスプリング』が現れ
その『ダイヤフラムスプリング』の次はアルミ製の『プレッシャープレート』
『プレッシャープレート』を外すとようやくクラッチ板が現れます
クラッチ板である『リフレクションプレート9枚』と『スチールプレート8枚』が交互に入っています
全ての『リフレクションプレート』と『スチールプレート』が外れました
んスチールプレートが黒く焼けています
一番奥に入っていた『リフレクションプレート』だけ内径が違い内側にリングとリングスプリングが入っています
そのリングスプリングが当たっていた『スチールプレート』の方が線状に摩耗していました
クラッチ滑りの原因は『リフレクションプレート』の減りではなく
この『スチールプレート』の摩耗と焼けによると判断
『リフレクションプレート』は高いので交換せず再利用します
原因が解ったのでここで作業を止めて『スチールプレート』をネットでポチる
空になった『クラッチシェル』
後日、運良くハーレー純正の『スチールプレート』が格安で手に入る
上が古い『スチールプレート』で下が新品
スチールプレートには裏表があるので注意
交互にに『リフレクションプレート』と『スチールプレート』を入れて行く
9枚の『リフレクションプレート』は両外のプレートより中央寄りのプレートの方が焼け色が濃いので
中央にあったプレートを両外へ、両外にあったプレートを中央へとローテーションして組付けました
中央寄りのプレートの方が温度が高くなってるって事ですね
あと、このリフレクションプレートも方向性があると一部で言われていますが元々組み込んであったのを見るとリフレクションプレートには方向性(裏表)は無いようです
プレート類(クラッチ板)組付け完了
『プレッシャープレート(蓋)』を組み復元作業になります…続く