こんにちは。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
『Eye Love You』7話を観ました。
6話の感想はこちら↓
っていうか、やっぱりね…
もう、花岡くんですよ
大事なことを伝えてくれるのは、いつも花岡くんなのですね、このドラマ。
7話なんて、あんなに出番少なかったのに。
でも、やっぱり花岡くん 爪痕を残しますね。
『Eye Love You』の良心なの? いや、脚本家の方が中川大志さんをお気に入りなのか?
とにかく、登場人物の中で唯一まともな大人なんですね、花岡くんが。
なんて書いていますが、テオくんも好きですよ。純真で。
7話は、例の「いつが一日目? 今日? 昨日?」っていう、始まりの日をやたら気にする韓国あるある、出ましたね。
テオくんは「留学生」「外国人」というフィルターをまとっている人で、
それって現実の世界でも同様だと思うのですが、
言語表現が拙い分、その人の本当の姿とはちょっとずれるんですよね。
テオくんの場合は、より可愛い印象になっていますよね。
私の好きなキム・ジェウクさんはネイティブといってもいいくらいに、日本語がお上手で、
特に発音はとても綺麗ですが、とはいえ普段は韓国で暮らしている方なので、
日本語のときは丁寧に言葉を選んでいる印象です。
そして、それが本当のご本人よりも、より穏やかで優しい雰囲気に感じさせるのではないかなぁ、と思ったりします。
私が住んでいるエリアは外国籍の人が多い場所で、
子どもが通う学校も、クラスの半分くらいは親御さんが外国籍の子なんですよね。
お父さんが日本人、お母さんが外国の方、とか、その逆も多くて、PTA活動などしていると、外国籍の父母の方とコミュニケーションをとる場面もちょこちょこあるのですが。
やはり、言葉の壁ってあります
それはともかく、侑里とテオが両想いになって、侑里に感じるイライラが減ることを期待したのですが
あんまり減らなかった…
侑里に言いたいんです。
もうちょっと相手の気持ちを考えよう? って
真尋ちゃんに失恋理由を聞かれたら、
「なかなか人に言えない秘密にしている事情があって、それを彼に話したら、ドン引きされて、付き合いを続けられない、ってふられて、今でもトラウマになっているの」
とか、上手くオブラートに包んで話せばよくないですか?
それで、「秘密」を真尋ちゃんが知りたがったら、その次の展開を考えればいい話で。
秘密を話してもいいくらい、長いつき合いで、信頼している相手なんだから。
このドラマは、侑里のキャラ設定がリアリティに欠けすぎていて、ずっとひっかかるんですよね
ということで、私がドラマに求めるリアリティについて、少しだけ考えてみようかと。
リアリティと言っても、あくまでドラマなので、
そこまでリアルに徹してほしい、なんてもちろん望んではいません。
例えば、昨年後半に観て、とても面白かった『ウソ婚』。
リアルなお話かというと、全然そんなことないんです。
そもそも契約結婚モノだし、主人公の匠(菊池風磨)は設計士として成功して、若くして会社を立ち上げ、やたらとゴージャスなマンションに住んでいたりするし。
さらに、主人公の元カノが出てくるのですが、この子ったら、高校時代につき合っていて、別れて音信不通になっていたのに、10年間ずっと好きだった、とか言い出すんですよ
で、違和感がないと言えば嘘になるのですが、ただ、ストーリー全体の構造や、
そのうえでこのドラマが何を描こうとしたのか、という視点に立ってみると、
例えばこの元カノが出てくる違和感な展開もすんなり腹落ちするんです。
そこが、『ウソ婚』のすごいところなんですが。
『Eye Love You』もね、ドラマなので、
ショップ担当の真尋ちゃんが今日に限ってずっとオフィスにいても、
っていうか社員は他にもいる気配なのに、仕事はいつも5人くらいの固定メンバーで回しているのも
(しかも、「マーケティング部」とか「企画室」とか、そういう部署な訳でもなさそう…)、
まあいいんですよ、ドラマなので。そこにリアリティは求めません。
でも、侑里のキャラクターって一番肝心要なところですよね。
必要以上に挙動不審な態度や行動が、悪気はなくても身勝手だったり、自己中なものになっていて、
となると、どうしてテオは侑里に惹かれたの? 侑里の魅力ってなに?
って、ストーリーの軸の部分が揺らいできちゃうんですよね。
残り3話くらいですよね?
侑里はずっとあのまま、悪気はない自己中キャラなのでしょうか
意図的にそういうキャラにしているわけではないと思うので、
クライマックスで改善されるのを期待したいと思います