こんにちは。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
昨年の終わり頃(11~12月頃)に、私が『ウソ婚』視聴から軽くSexy Zone祭り?になっていたことを、ご存知の方がもしもいらっしゃったら、
あれ?『ゼイチョー』は観ないの? と思われたかもしれません。
『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある』
昨年10月期の菊池風磨さん主演ドラマです。
↓公式ホームページはこちら。
観ましたよー、Tverで
1~3話と、7話、9話・10話(最終話)の6話のみですが!
気づいた時には、やはり話数が進んでしまっていたのと、
菊池さんの役柄的に、なんだかうるさそうだなぁ と思ったりして、見逃しかけたのですが…
そこは『いちばんすきな花』と同じくTverで観られる分だけ観てみたところ…
けっこう良かったです!
ということで、感想を備忘録的に書いておこうと思います。
この作品でいいな、と思った点ですが、
『ゼイチョー』というだけあって、税金を集める部署が舞台なわけです。
でもね、主人公たちは「みゆきの市」という市町村役場の徴税吏員なんですよ
となると、扱う税金って、住民税と固定資産税なんですよ…
つまり、何が言いたいかというと…
税金関連のドラマといえば、コメディとかサスペンスとかのジャンルはあれど、
やっぱり脱税とか社会派なテーマに触れることになると思うのですが、
それってやっぱり国税なんじゃない? と。
国が扱う税金と、市町村レベルで扱うものって、金額の桁が全く違ってくる訳で。
なのに、住民税なのね! 市役所なのね!
私はもともと中小企業の人事とか経理畑で働いていた人間なので、自分が給与計算で扱ったり、納付したりしていた住民税がドラマの主軸になってくるのが、かなり新鮮でした。
皆さん、お勤めされている方は、給与明細を見てみてください。
あなたの「住民税」も記載されてますよー
さて、『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある』ですが、縦軸に大きな事件が隠れつつ、一話毎では住民税・固定資産税を払えず困っている個人や商店に焦点をあてて描いていきます。
その構成もなかなか上手いですよね。
刑事ものとかで、よくある手法なのだとは思います。
とはいえ、市役所が舞台だと、ドラマチックな「大きな事件」はなかなか難しかったと思うんですよね。
そして、菊池風磨さん演じる饗庭蒼一郎、なかなか美味しい役どころでした。
↓ちょっと長いですが、公式サイトから人物紹介を引用します。
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みゆきの市役所納税課。徴税吏員。
基本的にいつも笑顔で、軽いノリの脱力系。
公務員だが堅苦しいところがなく、第一印象で誰にでも好かれる人たらし。
税に対する豊富な知識や、状況を的確に捉える観察眼、
持ち前のコミュニケーション能力で相手を油断させて懐に入る能力に長けている。
元財務省の官僚という華麗な経歴を持つが、財務省を辞めて徴税吏員になったのにはある理由があって…。
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YouTubeとかInstagramとかでチラッと見る動画だと、「菊池さん、うるさそう…」だったのですが
饗庭さん、「税に対する豊富な知識や、状況を的確に捉える観察眼」を存分に発揮して、結局ちゃんと問題解決してくれるんですよね。
元財務官僚だけあって、めちゃめちゃ頭キレるし。
菊池さん、めっちゃいい役じゃないですか… と思いました。
饗庭さんのバディ役の山田安奈ちゃんもよかったです 色白で可愛いですね
一生懸命で生真面目な百目鬼華子を好演されていました。
百目鬼ちゃんは饗庭さんの背中を押す立ち位置だったんだと思うんですよね。
そして、みゆきの市役所納税課のメンバーも、皆さんいい味が出ていましたし。
私個人的には、白洲迅さんが気になりました。
白洲さんって、顔も雰囲気も良くて、かなりかっこいい方だと思っているのですが、このドラマではなんだかそうでもなくて
あえてそういう演出だったと思うのですが、何故そこに白洲さんなの?
上手く言えないのですが刑事ものとかに出てくる「普通のイケメン枠」みたいな…
ちょっと、そこだけ謎でした
そんな訳で、6/10しか観れていない『ゼイチョー』ですが、
気楽に見られて、かつ勉強になる?(時々お勉強コーナー的にホワイトボードに税制度等々の説明が出てきたりして、そこもけっこう好きでした)良いドラマでしたよ。