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真鍮棒を曲げて、取っ手を作成しました。

 

真鍮棒も以前は、1m500円で買えましたが、現在は倍の値段になってます。

 

 
取っ手を差し込む箇所に、穴を加工するのだが、少しでもズレると取っ手が入らないので精密な加工が必要になります。
 
そういうときの4点セットです。
 
まず、シンワ ケガキ針 C ペンシル型で加工箇所の中心を確定し、オートポンチでケガキ張りの穴を大きくする。
 
そして、2㎜のドリルビットでガイド用の穴をあけて、最後は目的の径のビットで仕上げる。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

バリがなく、ここぞという時の勝負ビットです。

 

穴あけ完了です。

 

 

2液エポキシ接着剤で、真鍮棒を固定する。

 

 

取っ手がつくと、雰囲気ががらり変わる。

 

ただの板材から、郵便受けの鏡板に変身しました。

 

 

あとは、板材の継ぎ目の微妙なズレ(目違い)を処理して塗装する。

 

 

名栗加工した板材に、ウェスでオイルを塗ると、ウェスの繊維が木目に残るので、今回は手のひらにオイルを垂らして撫でるように塗りました。

 

 
完成したので、早速、知り合いの自宅に取り付けです。
 
屋内と違い自然光だと、ウォルナットの色が綺麗な茶色で映えます。
 
 
 
 
 
こちらが、10年前に製作した郵便受け。
 
こんなになるまで使ってくれるなんて、なんだか嬉しいような申し訳ないような。