※今日は暇なので二度目の更新。
すいませんっ!
※前回までのあらすじ※
旅の扉を使い、水の都ベラヌールへとやって来たアレン達。
そこで宿を取った翌朝、クッキーがハーゴンの呪いにかかり動けなくなってしまった!
死が刻一刻とクッキーに迫る。アレンとプリンは無事クッキーを救うことが出来るのであろうか…!
「オッサン、クッキーの事、宜しく頼む」
「はい、任せてください!」
「急がないとね…あの子がそんなに長くハーゴンの呪いに耐えられるとは思えないわ…」
「わかってる。町の人から話を聞こう。何か助かる手立てがあるかも知れない」
「世界樹の葉には、死者を蘇らせる力があると聞く」
「世界樹の葉!?ソイツは何処にあるんだ!?」
「さあ…そこまでは…」
「その葉っぱって、呪いにも効くかしら?」
「呪い?」
「仲間が、ハーゴンの呪いを受けてしまったんだ」
「ふぅむ…そうでしたか。ハーゴンは遠方から人を呪い殺す事が出来るというが…幸い、ここはロンダルキアではない。ハーゴンの呪いの力も少しは弱まるはずじゃ。きっと世界樹の葉なら治せるとは思うが…」
「そう、ありがとう…」
「それじゃ駄目なんだ…肝心の場所がわからなきゃ、クッキーを助ける事が出来ないッ…!」
「本当に心当たりはない?」
「すまんが……」
「誰か!誰か世界樹の葉が何処にあるのか知りませんか!僕の仲間がハーゴンの呪いにやられてしまったんです!力を貸してください!!」
「アレン…」
「世界樹の葉?」
「名前くらいしか…ねえ?」
「でっけえ木って事くらいしか知らねえなあ」
「わ、私、知ってます!」
「な、なにっ!本当かっ!?」
(あっ…凄いイケメン♡)
「は、はい!確か、ここからずっと東の小さな島に、巨大な世界樹の木があるって聞いたことがあります。う、噂程度ですが…」
「すまない、本当にありがとう!…プリン、東の島だ!」
「ええ!」
「クッキー、役立たずなんかじゃないのにね」
「当たり前だ。僕がどれだけアイツに助けられたと思ってる。…なあ、プリン。知ってるか?」
「ん?」
「クッキーがいなかったら、お前はずっと犬のままだったんだぞ」
「どういうこと?」
「僕はムーンブルクが滅ぼされたって聞いた時、お前が生きてるなんて微塵も思わなかった。大人達は希望を捨てるななんて言ってたが、あんなものは上っ面だけだ。ハーゴン軍に攻められて生きてるハズないからな。だからムーンブルクへ行く気もなかった。全部、クッキーのお陰なんだ」
「アレン…」
「それに、なんたってアイツは勇者だからな。早く元気になってもらわないと」
「勇者?…アレン、魔法が使えないことまだ気にしてるのね?」
「いや、何とも思ってないさ。クッキーが僕の個性だって言ってたんだ。…まあ、ベギラマを覚えた時は、少しだけ動揺しちまったがな」
「ロトの剣をあげたのも、それが理由?」
「さあな」
「私ビックリしちゃったもん。アレン、ロトやアレフにあんなに憧れてたのに」
「攻撃力に問題があっただけだ」
「ふふ。素直じゃないんだから」※またまた会話オンリーでお送りしましたが、アレンはテンションが低い人なので会話がつまらないですね。
クッキーの偉大さがよくわかります。
さて、そんなこんなで、着きました。

「ここか」
「緑が殆どないのに、あの場所だけ木が生えてるわ」
「世界樹の木だな。…よし、祈るぞ」
「うん」※ふたりはクッキーを助けたいと強く祈った!
世界樹から一枚の葉が落ちる…。
※世界樹の葉を手に入れた!
~IN ベラヌール~
「クッキーは大丈夫か?」
「そ、それが…もう殆ど息がない状態なんです!」
「い、急ぎましょ!」
「ああ!」※アレンは世界樹の葉を煎じてクッキーの口に含ませた。
なんと、クッキーの顔色がみるみる良くなっていく!
「ん……ああ…」
「クッキー…!!!」
「アレン……泣いてるの…?」
「ば、バカ言えっ!これは汗だ!お前を治すために動き回ってたからな!ああー目に染みるぜ!いてて」
「そっか…」
「クッキー、これが汗に見える?」
「おい!余計なこと言うな!」
「ふたり共、ありがとう。ボクはもう大丈夫だ」
「動ける?まだ休んでた方がいいんじゃない?」
「平気だよ。紋章探しもあるし、こんな所で寝てる訳にはいかないでしょ?」
「当たり前だ。お前がいなきゃこのパーティは成り立たないんだからな」
「はあ、とんだ災難だったわね。この町にも紋章はなさそうだし」
「紋章なら、ひとつだけわかったよ」
「なに!本当か!」
「うん。昨日、寝る前に町の用心棒の人から聞いたんだ。炎の祠って所に、太陽の紋章があるって」
「炎の祠?」
「暑苦しい名前ね」
「実際そういう所らしいよ」
「まてよ…聖なる祠から行けた旅の扉の祠は、やけに燭台が多かったよな…」
「旅の扉が3つもあった、あそこ?」
「ああ。もうこの町には用はないし、行くだけ行ってみないか」
「よし、行こうか!」※その前に情報収集してからにしよう。

※重要ワードがビッシリ!笑
「雨露の糸…何処かで聞いたね」
「そうか?」
「確か……そう!ラダトームで聞いたのよ!」
「ああ、完全にスルーしてたやつか。しかし、水の羽衣か…」
「かなり強い防具だったはずよ」
「ドラゴンの角に落ちてるって言ってたね。暇な時取りに行ってみようよ」
「噂に聞くと、デルコンダルの王様が月の紋章を持っているらしいぞ」
「この町は情報屋か」
「もう紋章も3つ手に入ったようなもんね」
「デルコンダルはローレシアの南にあるらしいから、ルーラから舟で行けばすぐだね」※さ!まずは炎の祠の太陽の紋章を取りに行きましょう!

※はい。もう、ね。
太陽の紋章をゲットです。
オリジナル版だとほぼノーヒントみたいな形なんでやたら難しかったですよね…。
そしたらバビュンとルーラでローレシアへ戻って、デルコンダルの国を目指しましょう。
この世界最後の王国ですね。

※着きました。
~IN デルコンダル~
「全く、王様の格闘好きには困ったものです。この前も旅の戦士をキラータイガーと戦わせて…その戦士は大ケガをしてしまったんですよ」
「野蛮な王様ねぇ…」
「いいんじゃないか?僕は好きだけどな」
「こっちにも筋肉バカがいたか…」
「聞こえてるぞ
」王「遥々デルコンダルによくぞ来た!余がこの国の王じゃ」
「初めまして」
「ははーっ」
「クッキー…
」王「余を楽しませてくれたら、そなた達に褒美を取らせよう!どうじゃ?やってみるか?」
「褒美……出来たら、王様が持っている月の紋章を頂きたいのですが」王「月の紋章?…わっはっはっは!いかにも、余が所持している。よかろう、くれてやろうぞ」
「やったね!」
「うん♪」王「そなたら、名はなんと申す?」
「僕はアレンです。こいつらはクッキーとプリンです」王「ではアレン!クッキー!そしてプリンよ!後ろのコロシアムに進むがよい!」
「完全にあの檻の魔物と戦わせる気ね…」
「戦士さんの二の舞にならなきゃいいけど」
「ワクワクしてきたな。お前達は下がってていいぞ。僕ひとりで十分だ」
※キラータイガーと戦闘!(サーベルウルフの上位種です)
「おりゃあッ!!」バシュ!!
キラータイガー「キャイ~ン」
王「わっはっはっは!天晴れ天晴れ!なんたる強さよ!さあ、約束通り月の紋章を与えよう!」
※アレンは月の紋章を手に入れた!
「やったな。これで3つだ」
「あと2つだね。案外紋章探しチョロいかも」
「本当ね☆この調子で残りの2つも集めちゃいましょ!」※完全に調子に乗ってる3人!
果たして紋章集めはそう簡単にいくのであろうか!?