1117日め(今朝の夢)(名刀は何処?) ・・・山猫の巣 | 猫と犬との生活・ガーデニング・二次元鑑賞・手芸に勤しむ山猫

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10年ぶりに迎えた子猫はチャーミングな娘さんになりました笑。ほぼコニファーと睡蓮しかなかった庭をDIYしながらベリー類・野菜・ハーブ・バラ・クレマチスなどを育て始めて数年。たまに映画・アニメ・本などのことも。よろしくお願いします。

おはようございます😃







最近買ったラムネ菓子です。

アラレとかもそうですが

何がいくつ入っているか

数えるのが楽しいです。

(個包装のみ)


ラムネだと

玉入れの玉にも見えて

余計楽しかったです。




朝ごはん。

りんごを撮るのを

忘れました。




【今朝の夢】


牧場の就職試験を受けるために

牧場に来ている。

場所は以前勤めていた山の中の会社と

ほぼ同じ場所で

家からもそう遠くない。


厩舎の入り口に立っている。

新しそうな厩舎は広くて

白木でできており

陽が差し込んで明るく

足元の藁も清潔で清々しい。


そこに30頭ほどの馬が

個室とは別に用意されている

広いスペースにいて

仔馬同士が戯れあったりしている。


私から見て右の手前には

数頭のホルシュタインが

個室に入っていて

こちらも平和そうだ。


「馬と牛が一緒の建物に

いることもあるのか。」と思う。


馬の群れの中には

赤や青の綺麗な作業着を着た

10人くらいの若い男女がいて

馬にブラシをかけたり

タオルで拭いたりしている。


その光景をしばらく眺めていると

その人たちが馬たちを連れて

どこかへ向かうので

「放牧に行くのだな。」と思う。


「そういえば、自分は面接を受けなければ

ならないのだ。」

と思い出し、

その中の一人に

どこへ行けばいいのか、と聞くと

すぐ近くにある

店舗兼レストランになっている

大きな建物を指差すので

そこへ行く。


店舗へ入って

面接を受けに来た旨を話すと

店舗の一番奥に隠し扉があり(!)

商品が陳列された壁が

丸ごとゴゴゴゴゴ・・・と動いたので

「ここの社長は

こういうのが好きな人なんだな。」

と推測する。


隠し扉を通ると

大変広くて天井の高い広間があって

全体的に白くて明るい。

黒や赤の革張りの

大きなソファセットが

数カ所に置いてあり

壁には暖炉があったり

薪ストーブがあったり

ふわふわの絨毯が敷いてあったり

板敷だったりと

統一感はない。

大きな家具屋さんの

セット置きの売り場によく似ている。


社長と奥様がいて

何かを話しているが

私に気がつくと

話をやめて

社長がこちらへ来てくれた。


社長は

丹波哲郎さんと

みのもんたさんを

足して2で割った感じの

まあまあ人当たりの良い

お爺さんである。


奥様は

デヴィ夫人をおとなしくしたような

感じだっただろうか?


しかし彼女はよく通る声で私に

「まああなた、他は申し分ないのに

そのお洋服はどうしたの?」

という。

びっくりして自分の服を確認すると

紺色のスーツに白っぽいブラウスという

出立ちだが

ジャケットとスカートの色が

似ているのに少し違っている。

「全く同じ色か

もっと全然違う色ならいいのに

曖昧に似ているのがよくないのか。

それにしても

そんなに言わなくても・・・」と思い

黙っていると

「これをつければ大丈夫よ!」

とケーキ皿のように巨大なブローチを

私に手渡してくれる。


軽いけどこの大きさは・・・

と流石に躊躇していると

社長が話しかけてくれた。


面接なので

何か質問されると思い緊張していると

なんとこの社長

日露戦争について語り始めた。


「時は明治の大帝の御世、我が国を取り巻く・・・」と延々と続いてゆく。

(映画『ニ百三高地』をご覧になった方はご存知と思いますが、映画の冒頭で、観客が当時の状況を理解できるように、日露戦争直前の国際状況や、大日本帝国とロシア帝国の人口・年間予算などの国力差などが丁寧に解説されています。あんな内容の語りから始まりました。)


日露戦争の経緯を延々と語る社長は

残念ながら少し声が小さく

ところどころ聞き取れない。


「なぜ面接なのに社長はこんなことを

語っているのだろう?」


「そういう話を延々としても

ちゃんと聞いていられるかどうか

試しているのかな?」


「後で確認したりするのかな?」


などと思いながら話を聞くのだが

そのうち

そういえば

日露戦争について知っていることといえば

「ニ百三高地」と

「日本海海戦」と

「奉天会戦」くらいで

他はほとんど知らないなぁ。

今度ウイキで見てみよう。

などと思ううちに目が覚めた。


なかなか経営状態の

良さそうな会社だったな。


就職してみたかったな。


と起きてから思って少し笑った。




日露戦争といえば。


過去にも一度書いたかもしれないけど

思い出したので

もう一度書く。


私の母方のご先祖の誰かは

日露戦争に行ったそうだが

その時家業が質屋だったので

家にあった

何とかいう「名刀」を携えて行ったという。

戦闘(突撃?)で敗北したが

本人は負傷したものの

命は無事だったので

味方の死体の下に隠れて

やってきたロシア兵には

気付かれなかったそうだ。

その後味方の衛生兵に発見され

無事帰国することができた。

家族はこのことを

「名刀の御利益」と感謝し

以後長く、神棚に飾られていた。


数十年後

大東亜戦争(太平洋戦争)が起こり

再び家から兵士を出すことになったわけだが

その時

お守りも兼ねて

その人はその「名刀」と共に

戦場へ行ったが

その人も「名刀」も

再び帰っては来なかった。


という話があり

その「名刀」が何だったのか

本当に名刀だったのかは

全く不明だが

明治の質屋が「名刀」扱いしたなら

それなりのものだったろうとは思う。


私が後から驚いたのは

徴兵された一兵卒が

生意気にも名刀を持っていたにも関わらず

それを誰にも奪われずに

家に持って帰ったことで

それだけでも

「何という規律正しい

誇り高い軍隊だったのだろう」と思う。


同僚はともかく

上下関係の厳しい軍隊にあっては

上官ならなんだかんだと言って

取り上げることは

できただろうと思うのに。


日露戦争から帰ってきたその人が

それで人を斬ったかどうか。


「名刀」は

今も誰かが持っているのか

それとも持ち主と共に露と消えたのか。




恐山に行けば

教えてもらえるのだろうか。









山猫🦁