おもちの気持ち☆ -107ページ目

おもちの気持ち☆

舞台の事やら観劇日記、日々の事まで♪

ある日の稽古での事です。

「軒下」と呼ばれる、大海人とウノのシーンで、


大海人がクリアに言い切った。

「私は忘れはしない。あの飛鳥のチビを…!」


その瞬間、兄である葛城皇子の脳裏を飛鳥のチビが占拠した。


飛鳥のチビ!!!!???

私は忘れてしまったのか!?

飛鳥のチビって誰Σ( ̄ロ ̄lll)



葛城皇子の頭に浮かんだのは、ミヅラを結った小さい人。



葛城皇子の想像の翼は、その瞬間無限大に広がった。



あのね、この時代の人の側にはね~

一人にひとりづつ「飛鳥のチビ」がついていてくれてるんだ。

大人になると見えなくなっちゃったりするんだけどね。

ほら、貴方の肩にいつもチビが乗っかって囁いてるよ。


「入鹿さー。あいつ邪魔なんだよねー」

「殺っちゃえ殺っちゃえ!」




ああ、飛鳥メルヒェン(何故ドイツ語…)


写真は
台本の隅に葛城の手によって書きなぐられた、貴重な飛鳥のチビの絵。





ちなみに正しいセリフは
「飛鳥の日々を…」です。
本番だけですが、よろしくお願いします!!!

って感じになった「NEW大和1号」


彼にまつわるネタがちらほら。


(その1)

入鹿を打ち取った後の長ゼリ。

段上で一発

「曽我入鹿は逆賊なり!」

と威嚇した後、段を降りるときに、
長槍を杖のようについてしまったんですね。
(無意識だったけど、不規則な段が怖くてついてしまったらしい)

「大(槍がズリッ身体も軽くコケっ)王を滅ぼし、皇位を奪おうとした!!」


…格好悪いです。

その後どんだけ格好つけても、凄んでも、

もはや無理です。

寧ろ頑張って凄めば凄むほど滑稽です。

ごめんね、NEW大ちゃん。
杖にしようとしたんじゃないの。←結果杖にしてしまったらしいが…。

不可抗力だったの。


(その2)

長槍のナンバー(大海人が葛城に向かって槍を向け、二人で歌バトルする所がありました)で

二人でうわーーーーーーっと盛り上がって歌いきったあと、

大海人が葛城スレスレに長槍をさします。

その後、雷が鳴り、

葛城がゆーくり長槍をつかみ、
「…何故外した…」
と問う場面です。

二日目のマチネ公演のこと。

いつも通り雷がなり

ゆーっくり長槍をつかもうとした…はずが


スカッ!

葛城のつかんだのは、長槍ではなく

空(くう)。

うそ~~ん。
練習でも一度も外した事なんかなかったのに。


そんなにいつもと角度違うかった?

そんなにいつもより距離あった???

あり得ない。

槍が掴まれたくなくって、グニュッと曲がったとしか思えない…。

まるでディズニーの古いアニメのように。 このように↓




緊張感に包まれていた客席は、一瞬にして「?????」に。



なにがあり得ないって、一番あり得ないのはその後の台詞。


「…何故はずした」


心の中で(外したのは私だよ!!)と呟いていました…。


後で、音響さんに

「いや~、稽古中だったら大爆笑してましたよ。外したんお前だよって!!」

と言われました。


大王かっこわり~~~。

反省しろ反省。


後は長槍回してて、自分の冠にぶつけてズレそうになるとか…。


いや~、NEW大ちゃん……、今回コメディ封印だった私に

コメディの場面を与えてくれようとしたのでしょうか……。


ありがとうNEW大ちゃん…でも…いらねぇよっ!!!
本番用の長槍。




「大和(やまと)1号」 通称ダイちゃん(笑)


大海人が持つとまたもや名前が変わります。




「大和2号」

まあ、号数変わるだけなんだけどね。


大和1号、実は最終通し稽古の日5/31(土)に刃の部分が壊れました。

ポッキリ真中から折れた\(゜ロ\)(/ロ゜)/

えらいこっちゃ~~!


折れて分かった。

造りがなかなかにチャレンジャーな造りだった…。

(とりあえず、本番に折れなくて良かったよ…。)


何人かの協力で、生まれ変わった「NEW大和1号」!!

刃の部分にベニヤを入れた所、実はかなり重くなった。

…片手で、後ろ手に持てないほどに(;O;)


大海人と二人で
「この子知らない子や…後1週間しかないけどこの子と
仲良くならなな!」そう言い合った。

が…。
お稽古で使う間もなく本番で使うしかなかった私と大海人…。

仲良くなる暇が無かったからなのか、
「NEW大和1号」に関わるシーンで
新たなる伝説が起こることになるのであった(おもに葛城)。

(多分続く)