「飛鳥幻想」裏話4 | おもちの気持ち☆

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葛城の子供時代~入鹿殺害までのシーンに出てくる、狐の面。

あれ、実は真っ白な素面だったのを、

うちの劇団員のつるちゃんが下絵を書いてくれて、

大王(オオキミと読みます。ダイオウじゃありません。)の私が紅色を塗り塗りしたもの。



大王こう見えて、地味に民の為に働いているのです。


あの狐面、一巳(いっし)の変で真っ赤な照明になった時に
模様が見えなくなり
白の素面に戻ったそうです。

ああ、我の苦労は!!(笑)

(ただ何もない白い面になることで、気持ち悪さが増し
思わぬ効果があったとか…。)


ちなみに大海人家の軒下も少し塗りました。

弟の事と、嫁にやったウノのこともやはり愛していたのかもしれません。



なんだよ、仲良さそうにしやがって…。


羨ましかったので大王も軒下に立ってみました。



るるる~~、独り~~~。

やはり大王は孤独なのです。泣
孤独に耐えてこその大王です。



気を使っていただかなくて結構です!


ちなみに、灯籠の裏に飛鳥のチビの影を描くのと、
狐面に個性を出す(間抜けに見えたり邪悪に見えたりな模様にアレンジする)のは
却下されました。


くそー。

大王ってのは、なかなか自由には振る舞えないものだな(-_-#)