あれ、実は真っ白な素面だったのを、
うちの劇団員のつるちゃんが下絵を書いてくれて、
大王(オオキミと読みます。ダイオウじゃありません。)の私が紅色を塗り塗りしたもの。

大王こう見えて、地味に民の為に働いているのです。
あの狐面、一巳(いっし)の変で真っ赤な照明になった時に
模様が見えなくなり
白の素面に戻ったそうです。
ああ、我の苦労は!!(笑)
(ただ何もない白い面になることで、気持ち悪さが増し
思わぬ効果があったとか…。)
ちなみに大海人家の軒下も少し塗りました。
弟の事と、嫁にやったウノのこともやはり愛していたのかもしれません。

なんだよ、仲良さそうにしやがって…。
羨ましかったので大王も軒下に立ってみました。

るるる~~、独り~~~。
やはり大王は孤独なのです。

孤独に耐えてこその大王です。

気を使っていただかなくて結構です!
ちなみに、灯籠の裏に飛鳥のチビの影を描くのと、
狐面に個性を出す(間抜けに見えたり邪悪に見えたりな模様にアレンジする)のは
却下されました。
くそー。
大王ってのは、なかなか自由には振る舞えないものだな(-_-#)