C1ランナー | 蒼いFD3S~走らない車のパーツを買う男

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自分が交通事故で死ぬ運命ならば・・・
 ロータリーエンジン搭載車で逝きます。

以前から気になっていた漫画、C1ランナーをまとめて読みました。

 

知っている人に説明は無用ですが、同作品の主人公はFD3Sに乗っています。

 

前にちょっと読んだこともあるのと、いつもプレイしているスマホアプリのゲーム、ドリスピで限定イベントの時に登場したことでもどういう漫画なのか知ってはいました。

 

もちろんここで内容を詳しく書くわけにはいきません。

 

まず、主人公が20年落ちのFDに乗っていることやR35も登場することから考えると、劇中の年代設定はどうなのか。

 

時代は初期型FDの発売されたのが1991年で20年落ちとなるとプラス20で2011年ってことになります。

 

一方、R35が発売されたのは2007年なので時代的にもぴったりで、現代の話ということで間違いないでしょう。

 

劇中には昔ハコスカに乗っていた人やSA22C(初代サバンナRX-7)やFC3Sに乗っていたという人も出てきます。

 

C1ランナーは、湾岸ミッドナイトの続編で正式にはタイトルに『湾岸ミッドナイト』とついています。

 

C1とは首都高の高速都心環状線のことで湾岸とは首都高の湾岸線のことだと思われます。

 

湾岸ミッドナイトではすでに湾岸線が全線開通しているストーリーとなっていますが、劇中車の時代はまだ一部不通だったと思われるのであくまで架空の設定だと理解していましたから、続編のC1ランナーはより現実に近いものとなったと思いました。

 

今から30年近く前、湾岸線で現在のお台場付近は13号地と呼ばれ、横浜方面に向かってもその先で一般道に降りる形となり、土曜日の夜など大渋滞でとても高速走行などできないものでした。

 

だから首都高を使い横浜方面に向かうには1号羽田線と神奈川1号横羽線を利用しました。

ちなみに羽田空港付近は週末同様に渋滞がすごかったです。

 

そのころ、FD3Sもすでに発売されていましたが、夜間首都高で飛ばしているのはFC3Sの方でした。

 

カーブの直前でアクセルを戻した際に左右2本出しのマフラーから炎がばっと出るのをよく見かけましたね。

 

触媒レスで走っている車が多かったんじゃないでしょうか。

 

ちなみに夜間は彼らにも匹敵するようなスピードで飛ばしているタクシーも多く、違いはジグザグ走行していないことぐらいでしたね。

 

ゴルフGTIも安定していて速かったのを覚えています。

 

僕はこれまで首都高に走るためだけに行くということはしたことがなく、どこかの目的地に移動するために利用していました。

いまだにレインボーブリッジの大黒パーキングには行ったことがありません。(行く用事がないから)

 

当時乗っている車も知っている方からいただいたワンダーシビックの1.5リッターのAT車でしたから、走りを極めるとかそういうのじゃなくて。

 

当時の自分はそれから20年後に自分がFDやFCに乗るなんて想像だにしていなかったのです。