ブラックフライデーは、日本で有効か? | rosyyellowのブログ

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アメリカの社会へのつぶやき、特に、トランプ政策、時々、自分の写真を、語る。

2、3日前、ブラックフライデーに、イオンの関係者が、ギャップの長蛇の列を見て、日本でもブラックフライデーセールを、おしすすめたいと言っていたのを何かの記事で見たが、アメリカの文化と日本の文化の違い知るべきだと思う。

 

アメリカでは、クリスマスが、日本の正月のように一大イベントだ。親が、自分の子供達にプレゼントを買うのはもちろんのこと、サンタさんからのプレゼントと称して、また、その子供達にプレゼントし、自分自身、親兄弟、兄弟の子供達、友達の子供達やその友達にもプレゼントするのは、当然のことだ。さらには、同僚、ボス、取引先に、些細なプレゼントを用意する人もいる。バレンタインの義理チョコ、お中元、お歳暮、そして、クリスマスのプレゼントを、全てを一つにした、一大消費の期間が、Thanksgivingが終わった、次の日から始まるのだ。

 

その幕開けが、ブラックフライデーなのである。

 

私の家族の場合を例にとっても、少なく見積もって、毎年30人ほどのプレゼントを用意しないといけない。さあ、そろそろ、プレゼントを用意しないと思っているから、ブラックフライデーは、消費者に都合が良い。同じ商品が、通常より安く用意できたらどんなに嬉しいだろうか。だから、お店に向かうのだ。ところが、目につくのは、自分が欲しかったものばかり、結局、他人のプレゼントよりも、自分のものを買ってしまい、ブラックフライデーを終えてしまう。そういうアメリカ人も多いのではないだろうか?

 

アメリカでは、どんなに、ブラックフライデーに、超目玉商品を出しても、その目玉商品を買えるのはごくわずかだ。ほとんどの人が、たくさんプレゼントを買わないといけないので、他の商品が、通常より微妙に高めに設定されていても、その場の雰囲気にのまれ、買ってしまう。さらに、全商品60%オフなどと言っているところは、元の値段を、3倍にして売っている。少々やすいかなーと思う程度だが、60%オフにつられて、買ってしまう、なぜなら、やはり、プレゼントをたくさん買わないといけないからだ。

 

そして、プレゼントを買うのに疲れてくると、値段はどうでもいいから買ってしまう。早く、プレゼントを買うのを終わりたいという気持ちで、いっぱいになる。

 

実際は、ブラックフライデーよりも、クリスマスの翌日の方が、すごく安い。しかしながら、クリスマスを過ぎて、プレゼントを渡すなどということは、常識がない人になってしまうし、家族で集まる人達や、友達のパーティー参加する人が、プレゼントを持たずに、出かけることは、考えられない。

 

上の写真は、いつだったか、5時に目が覚めたら、真っ赤だった。

 

文章のが長く続くので、明日に続きます!!