なんだか、今日はダメダメ。このところ家でジッとしているばかりなので足腰が弱っているかも知れません。
今回、初めての劇場で、渋谷駅周りで30分迷った挙げ句(超方向音痴でいつものこと)、タクシーに乗り、なんと目と鼻の先に会場がありました。でもあそこでタクシーに乗らなければ、まだ迷っていたし、汗ダクダクでしたので乗って良かったです、というか、運転手さん、近すぎてスミマセン、金額メーター上がらず500円で済ました。渋谷は新しい建物が多くて駅から出たらまったくワカランチンです。
さて会場は自由席なので、どこが良いかな〜などと眺めながら歩いていたら段差で大きくよろめき足を捻りました。前に女性の方が歩いていらして受け止めてもらい、転ばずに済みました。あれは、間違いなく転んでいた案件です。頭の中で転ぶまでのスローモーションが予測されていました
とてもお優しい方で「大丈夫ですか?良かったですね」と、とてもハッキリしたお声で仰ってくださり、わたしときたら足が痛いわりに(劇団の方かしら?)と余計な想像をしながら、心から「ありがとうございます🙇」とお礼を申し上げました。本当に助かりました
足元を見て歩かないといけませんね。
観劇したのは、
「ふたりのももたろう」オペラバージョンで大変贅沢なお芝居でした。
歌舞伎並みのスッゴい鬼の親玉が出てきて、凄すぎて終始 顔がほころびました。
多分、音楽も全てこのお芝居のために作られたのでしょう。指揮者もいらっしゃり、ピアノとパーカッションの生演奏。出演者は純粋に歌が上手いので、とくにソプラノを聴くとウットリ目を瞑ってしまうシマツに。テノールの勝又さんという方は、科は違いますが、わたしの音大の後輩になりますね♪
そしてそして、鬼がオペラ調で歌いますと、うふふふwwwどう聴いても上品なのです。またそこが不思議で面白い〜。このお芝居らしさです。
そしてまたまた、斬新だったのはサル🐒犬𓃡キジの3役をお一人で演技してたことっ。ダンサーさんでした、凄いな〜面白かった〜!!声も動きも3役しっかりと役に変化するんです。瞬発力あり過ぎ、すごい❣❣
あっという間の1時間半。
帰りのエレベーター前で皆さんお見送りをしてくださいました。幸運にも3役されたCュタツヤさんと目があったのでペコリお辞儀してしまいました。手を振ってくださいました
お写真撮らせていただけばよかったなぁ。
この舞台を観に行くきっかけになったのは、北村総一郎さんのブログを読み、知り得た情報からです。オペラミュージカルということと、語りを聴きたかった、というのが第1の目的。それと、うっすら北村さんがいらしてたら嬉しいなぁなぁ、なんてことも考えつつ(引きが強いんです)
うわ〜!ほらねっ!
帰りがけ、あの凄い親玉の鬼と北村総一郎さんがお話しされてました。
「ブログ見てます」と言いたかったけれど、話しかけられませんでした。
昔から本気ファンの方には話しかけられない性格。
「会えたら嬉しいなぁ」とイメトレしていったにもかかわらず、そして、引きが強い割に腰抜けなわたしです。