人生を意図的に好転させる方法=旅 | 「読書」の無い、人生なんて!

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突然、読書にハマった主婦のブログです。
座ってページをめくるだけで、何でも知れるって本当にすごい。
備忘録兼ねてます。

参考図書📗:大切なことに気づく引き寄せの旅

 

 

 

 

 

旅行は大好きです。

確かにこの本に書かれている通り、旅に出る前と、帰ってきた後では、

自分がちょっと変化しているような気がします。

あの感覚はどうやら正しかったみたいです。

 

ページをめくるたび、美しい写真が次々と現れます。

まるで世界旅の疑似体験?!と思わせてくれる本です。

 

 

 

 

人はいつも、不幸な現実が起きてから「変わりたい」と願う。

しかし、その繰り返しだと、後悔の人生を生きるには、いつも”ちょっとだけ間に合わない”のです。そうならないために人生を意図的に好転させよう。

 

人生とは”つい降り忘れてしまう高速道路”のようになりやすい。

50歳になったら本当にやりたかったことをやる・・・

55歳になったら・・・、60歳になったら・・・

と言いながら、筆者の父親は69歳で他界した。

 

「あ、今さっき、出口だった」と言うけれど、もう戻れない。人生もまさにそんな感じ。

 

あなたは3つの大変を経験したことがありますか?

1つ目は、大きなお金のトラブル

2つ目は、大きな人間関係のトラブル

3つ目は、身近な人の死

 

それによって自分の人生が大きく変わるので、「大変」と書く。

自分の身に大変な現実が降りかかって、初めて私たちは本当に望む生き方を模索する。

 

望む生き方を考えることが、引き寄せの始まり。

でも、不幸な現実が来てから、自分を変えたい!と願っても、遅い。

幸せに人生を生き抜くには、そうなってしまう前に、自分で意図的に転機を作るべき。

 

意図的に好転させる方法 = 「旅」

 

旅に出て、まず日常から自分自身を抜け出させてあげよう。

 

もし、今のあなたが、望まない現実の中にいるとしたら、それは実のところ、今のあなたにとってふさわしい現実を既に引き寄せている、という事。

 

意識していようがいまいが、私たちは常に過去をトレースして(なぞって)生きている。

過去の経験を参考にして「これはできそう」「これはムリそう」と識別している。その間にあるグレーゾーンで、「思った通りになった」「ダメだった」という体験を繰り返し、生きていく上での参考資料を蓄積している。

それを通して私たちは「自分の人生はこのあたりのレベル」と無意識で思っている。

それがセルフイメージ。

 

引き寄せとは、セルフイメージにふさわしい現実を自分の人生に引き寄せる、という行為のこと。

つまり、人生を好転させるような現実を引き寄せたいならば、セルフイメージを変えることから始めなければならない。

 

幼いころ私たちには、「この辺りが自分の人生」などという意識はなかった。しかし、大人になるにつれ、願いが叶う範囲はどんどん狭くなり、そういう意識が芽生える。

 

しかし、諦めながら年を重ねる人生は、果たして幸せだろうか?

 

 

 

セルフイメージの変え方

 

私たちは行動する時、いつも「心の声」を聴いている。その心はいつも、自分の過去の出来事と、それに伴う感情を参考にしている。「あの時は簡単にうまくいった」「失敗した」「少し急すぎた」「痛かった」「恥ずかしかった」などなど。

 

心は、より無難で、必ずなんとかなりそうなものをおすすめし、あなたを安全な現状維持へと引っ張っていく。

しかし、私たちはもう一つ聞くべき声がある。「魂の声」だ。

これは、過去ではなく、なりたい自分を参考にした声。

 

生まれた時は、「魂の声」の方が大きい。しかし、体験を重ね、大人になるにつれ「心の声」の方が大きくなっていく。

 

方法① 「もし制限がないならば、どうしたい?」と質問すれば、「魂の声」が聞こえてくる。

制限を認識した状態で選択しても、それは過去の延長線上にしかならない。

その延長戦から外れるために、繰り返し繰り返し考え、魂の声に耳を傾ける。

 

方法② 良い事に周波数を合わせる

引き寄せは、ラジオ放送と周波数に関係のようなもの。

様々な出来事(=チャンネル)に、あなたがどう合わせていくか。

良い事も、悪い事も、あなたのチャネリング次第。

旅に出れば、おのずと良い事を連想しやすい環境になる。

旅ができなくても、良いニュース、素敵なモノ、美味しい料理、楽しい人、美しい景色・・・そういう環境に身を置き、明るい気持ち、朗らかな表情、健康的な体を心掛けよう。

 

方法③ 想像力の壁を壊す

旅に出れば、理解できなかったもの、非現実的なものに、出会える。

現実に目の当たりにすると、自分の中にある想像力の限界の壁は簡単に壊れ、こんな世界もあるのだ!と心底イメージできるようになる。

日常の中でもがくより、行ったことのない場所へ飛び出していけば、簡単に世界は変わる。

 

また、環境をガラッと変えると、脳内の検索ワードが新しくなる。

なんか退屈だなぁと日々感じるのなら、それは自分の頭の中の言葉(発想や考え方)が劣化して、古くなっている証拠。脳は現状維持が好きなので、気が付かないうちに、自分の都合の良い情報しか受け取らないように設定されている。そんな時、強制的に体そのものを違う世界に移動させてやれば、新しい言葉が脳へたくさん届く。

 

旅先で「今の私にふさわしいメッセージを下さい」と願えば、ふとした時にメッセージが降りてくる。特にうたた寝をしているような時にキャッチしやすい。

 

人生を変える3つの出会い

  1. との出会い
  2. との出会い
  3. 良い旅との出会い

これらが良いとされるのは、どれも脳に新しい言葉が届けられるから。

つまり、想像力の壁を壊してくれるから。

 

 

方法④ 感情を解放する

部屋に閉じこもっているより、出掛けた方が良い。

広い空や海を見て、緑に触れ合うと尚良し。

 

なぜなら、感情は、反射で解放されるから。

感動とは、心の反射。何かが自分の心を刺激し、その反応で、心から喜び、感動、郷愁…などがあふれてくる。

もちろん、日常の中にも、心を揺らすものは含まれている。いつもの通勤経路、ランチのお店、同僚や取引先・・・。しかし、毎日の慣れにうもれて、あなたのアンテナはしまわれたまま動かない。夕日そのものは、毎日見ることができる。でもせわしない毎日の中、なかなかゆっくりそれを見ようという気にはなれない。

 

旅先で見る夕日は、それだけで新鮮。

心が凝り固まっていると感じるときは、旅に出てやさしく刺激してあげよう。

 

方法⑤ 心をリセットする

旅先では、不思議と、普段やらないオシャレをしたくなる。

サングラスをかけたり、バカンス帽をかぶったり。これは日常モードから旅人モードに切り替わっているということ。パソコンのアカウントをオフィシャル(データ容量がいっぱい)からプライベート(データ容量に空きがある)に切り替えて旅に出ているので、なんだか気持ちがスッキリして、想像力も豊かになる。いつもと違う思考パターンになれる。

 

 

 

 

引き寄せ は 頑張らないから うまくいく

 

日々のあたりまえを着実にこなすことで引き寄せられると信じることは、自分自身を信頼している、ということ。

 

 

引き寄せの旅に出掛ける前に、数日後旅から帰ってくる自分宛てに手紙を書く。

今の私は、こんな風に人生を歩いている、こんな風に風景を見ている、と現状報告をしておく。旅から帰ってきて、それを読んだ自分は、たった数日なのに、ズレを感じることだろう。

それだけ自分の中に変化が起こったという事。

手紙は、自分を定点観察する方法の1つ。

「普通の人生でいいんだ」と思っていた自分が、旅先でいろんなものに触れた結果「やはり人生は一度だけなんだから、面白く生きたい!」と思い始めたりする。

外部環境は変わっていないのに、何かに影響を受けて気持ちが変わるだけで、周りが違って見えることはたくさんある。

「刺激」によって「視点」が変わり、「認識」が変わる。この変化を最も簡単に起こす方法が旅。

 

 

悩ましい&辛い現実の中にいる原因 = リカバリー(自分を慰める事)に時間をかけすぎているから

 

何かを目指してみたけどうまく行かなかった時、人は誰しもめげる。

めげたことが嫌なので、目指すことをもうやめる。誰かのせいにする。

そんな現実にがっかりして受け入れるのに時間を使ってしまうと、長い時間が経った後、ようやく現実を受け入れても、すでに状況は悪化していて、新しい問題が出てきているという負のスパイラルに陥ってしまう。

そうならないためには、物事を「出来事」と「それに与えられた意味(解釈)」とに切り分ける。

 

たとえば、途中まで仕上げていた絵の宿題。やっと終わったと思ったら、幼い弟が、その上にうっかりジュースをこぼしてしまった。

→ 「なんで?」と思うより先に、さっさと新しい絵を描き始めるのが、一番効率が良い。

絵が汚れてしまったことも、提出期限が明日であることも、あなたには変えられない事実。変えられるのは、あなたの解釈だけ。

「Why?(なぜこぼしたの?)」と考えるのではなく、瞬間的に「to do(何をすべきか)」を考える癖をつけよう。

 

不安を感じると、人は必ず目を背けようとする。そして、背けている間に、その影は色濃く、大きくなっていく。

自分の後ろに大きな影がある。振り向けば正体がわかるのに、振り向かない。

勇気を出して後ろを見てみれば、ただの柳の木だった、というように。

 

大切なことは不安の影をそのままにしないこと。その正体を早期発見することで、より小さな段階で対応できるのだから。

 

 

起きた現実を愛でる

 

あなたに起こった出来事1つ1つについて、「これがチャンスとするならば…」の枕詞をつけて、解釈を考えてみる。

たとえネガティブな出来事が起こっても、もしもこれがチャンスだったとしたら、どういう行動がとれるだろうか、と。

そして、困難を乗り越えた後に出逢える新しい自分を、また愛でる。

ただ単に受け入れる(我慢する)のではなく、新しい自分を設定し直すということ。

 

 

魂の旅

 

この世には、私たちが今暮らしている「制限のある世界」とは別に、どんな困難も制限もない「パーフェクトな世界」がある。

私たちの魂は、皆、そのパーフェクトな世界の出身。魂にとっては、そこは退屈な世界なので、肉体待ちの抽選に当選して、制限のある世界にやってくる。それは魂にとって、ゲームのようなもの。数々の困難(制限)をクリアできたりできなかったり、ゲームオーバー(死)を迎えて、再びパーフェクトな世界に戻る。

この物語を信じることで、起きた現実を愛でるために、出来事と解釈を切り分けるために使う時間を限りなく短くできる。

 

 

優先順位は 今 > 未来 > 過去

人の脳は、3~5%しか使われていない。ということは、100個情報があったとしたら、そのうちの95~97個は捨てている、ということ。何を捨てて、何を得るか…無意識に重要度の高いものを選んでいる。

その精度を上げるためには、「今ここ」にもっと集中する!

 

未来は今の延長線上にある。

未来の夢は、今の自分を変えていくために必要なもの。

今の自分が変わるから、夢が叶って、人生が変わる。

 

 

人生につまらないと感じる時=自分が自分に飽きている

面白いことは日常にあふれているのに、それを面白いと感じられなくなっている自分に問題が在る。つまらないと感じる時は、自分に変革を起こす時が来ている、というサイン。

でも、人生は長くない。飽きてから、サインに気づいてから、自分に変革を起こそうとしても、時間が足りない。理想は、自分に飽きる少し前に、変化させる。