参考図書📘:精神科医Tomyが教える1秒で元気が湧き出る言葉
心をケアするために、自分に、自分で、色んな言葉を聞かせてみたそうです。
精神科医としての知識と経験、そして自分自身が実際に感じた”辛さ”からの回帰。
沢山の言葉が詰まったご著書からは、優しさと明るさがひしひしと伝わってきました。
他にもシリーズで出版されているようなので、続けて読みたいと思います。
素晴らしいパートナーというのは、不満のない相手じゃない。そんな人はいない。不満を伝えられる相手のこと。
元気を出す=気持ちを切り替える=行動を切り替える
元気がないから動けない、ではなく、動いて元気を出す。顔を洗う、掃除する、散歩する・・・なんでもOK!
うまく行かない時は、気持ちを切り替える。そのためのとっておきフレーズ…
「私のセカンドシーズン、始まります!」
悪いことはすべて過去のシーズンに押し付けちゃえばいい。
なんかうまく行かない・・っていう日は確かにある。それでも、明日が来れば、今日は終わり。
嫌味を言ったり、怒りっぽくなったり、被害者意識が強くなったり、そういう嫌な言動が出てしまうのは、単純に疲れているから。早く帰って休もう!人は、余裕があってこそ、”素敵な人”になれる。
悪口は最悪。誰かを傷つけ、自分を貶め、雰囲気を悪くする。一切、言ってはダメ!
悪口を言ってる人の顔は、陰湿で卑屈で醜い。気にする価値もない。
悪口ばかり言う人って、自分は悪くないと思っている。最初は正当な批評をしていたつもりが、悪口だらけになっている。
小さなことでイライラするなら「大きな問題が起きていないから、小さなことが気になるんだ」と思おう。
人生の宿題はただ一つ。なるべく多くの素敵な思い出を作ること。
うまく行けば幸せ。うまく行かなければ何かが変わるチャンス。
人間関係を、長く続けるために一番大切な能力は、”相手を不愉快にさせない能力”。居心地の良さを相手に与えてあげられるかどうか。
相手の発言に対して、言葉そのものよりも、相手がなぜそう言ったのか?を考える。
目の前の人に振り回されない秘訣は、「一年後もこの人とつながってたらラッキー♪」くらいの気持ちでのんびり行くこと。一喜一憂してたら疲れちゃう。
何事も「その先」がある。
良い事ばかり続かないし、悪い事ばかりも続かない。1つの出来事だけに執着しないで。
楽しそうな人がやっていること=自分から変化を作り出している
毎日のルーティンとは別に新しいことにチャレンジする時間を作る。
トライするのはなんでもいい。面白いかどうか、うまく行くかどうかは気にしない。
人の第一印象は当たることが多い。初対面は、何も情報が無い分、色眼鏡なしに判断できる。初対面の時に抱いた印象は、ずっと覚えておくといい。
他人の記憶って、意外と簡単に失われるし、上書きされる。
多少誤解されても、素知らぬ顔で淡々と過ごしていればいい。むしろ弁解しようとすると、記憶が強化されてしまう。
何もかも幸せになりたい、と思うと不幸せになる。なぜなら、執着だらけだから。たった一つ「これがあれば、まぁいっか。」と思えるものがあれば幸せ。
嫌いな人がいる時、「嫌い」という気持ちをもったままだとストレスになる。嫌う気持ちは早々に手放した方がいい。「いろんな人がいるから」くらいに気軽に考えるべし。
幸せになる=自分の環境を最適化する
自分が心地良いように、一つずつ試しながら変えていく。少しずつ、いつでも変えていける。
人生に絶望することはない。絶望とは、雨の日に、これから永遠に雨が降り続くと思い込むようなもの。
生きていれば、良いことも、悪いことも、普通のこともあって、それはランダムに起こる。続いても、それはたまたま同じ目が出ただけ。サイコロを振り続けていれば、いつか抜け出せる。
思いやりは相手の機嫌をとることではない。相手の気持ちになって行動すること。
感情的になってしまったら、不満を口にしない事。
思いつくままに書き出してみる。そして、冷静になってから読み返す。じゃないと不満が不満を呼んで、ただ険悪になるから。
別に険悪になりたいわけじゃないはず。
自分のストレスに鈍感な人は、なんとなくモヤっとするような場や人からは離れる。「私はこういう状況が苦手かもしれない」と心に留めておく。
モヤモヤにはたいてい理由がある。このままだといけないよっていうアラート。考え方や行動を変えてみると、そのモヤモヤが消える瞬間がある。そこが安全地帯。
人間関係でイライラしがちな人は、自分を正当化することにエネルギーを使っている。正当化なんてしなくていい。ただ、自分の意見・考えを述べるだけでいい。
誰かに怒りやいら立ちが募ったら、「この人に、自分の心の穏やかさを犠牲にする価値がある?」と考えよう。
結果を気にするから不安になる。
過程でなんらか得られるのだから、気にしなくていい。
幸せな人生を生きるのに、批判(あの人は間違っている)や比較(あの人と比べて私は…)はいらない。
口だけならなんとでも言える。信用できる人は余計なことを言わない。
焦ると、前に進まない。
焦るときこそ、ゆっくり、やるべきことを一つずつやっていく。むしろ、ゆっくりがいい!
失敗したくないって思うと、何もやれずに失敗する。
失敗上等で取り組む方がうまく行く。
強くなる=鈍感になる こと。
たくましくなる、というより、前よりちょっと大雑把に、鈍くなればいい。それを繰り返せば強くなる。
何かを乗り越えるということは、その「何か」を意識しなくなること。
つまり、乗り越えるべきかどうかを気にしなくなる。
何かを始めるのに、遅いことはない。早すぎることもない。始めたいときに始めるのがいい。
すべては自分の気持ちが基本の、縁とタイミング。
可能性は常に自分で作れる。方法はただ一つ ―――「やってみること」
結果が後悔させるんじゃない。あなたの気持ちが後悔させるの。すべてを受け入れると決めれば、後悔はしない。
過度に親切な人にはご用心。本当に親切な人は、常にさりげない。
何でも口出ししてくる人は、暇人。別にあなたのことを気にしているわけじゃない。相手をすると厄介だから、笑顔でひと言「あ、大丈夫です」と答えればOK
自分の不安を相手に抱えてもらおうとすると、逆に不安が増える。むしろ相手の不安も自分が抱えてやる、くらいの気持ちでいたほうがいい。人のためになろうとする、不思議と力が湧いてくるから。
悩みがあるのは、あなたが真面目に生きている証拠。だから、悩んでいることを肯定的に捉えて。
トレーニングや勉強は、自分の望みを叶えるためにやるもの。苦しむためにやっているんじゃない。
やればできる、はできないのと一緒。
でも、やってできない、は、そのうちできるようになるかもしれない。
やりたくないことをしている時間だけ、やりたいことをする時間が無くなる。その自覚があるだけで、時間の使い方がうまくなる。
人間って「・・・らしいよ」という曖昧な情報で動いてしまうもの。ちょっと調べれば出てくる情報すら探さない。逆に言うと、ちょっと調べてから行動する癖をつけるだけで、物事がうまく運ぶようになる。
苦しみは、目標や希望に転じると良い。苦しいまま抱えなくていい。
無謀な試みも時にはチャレンジ。「ダメ元、ダメ元」って気楽に、自分に言い聞かせて。
願いが叶わなくても、前に進んでいる。それ自体が転機になることもある。
不安でネガティブになっている相手と接する時は、マイペースで。
イライラすることがあったら、大好きな誰かの幸せを願う。イライラは消える。
イライラしたら、その対象からそっと離れる。むりなら、そっと目を閉じる。
信じられないようなことをする人はいる。そういう人は、たいてい自分でも何やっているのかわかっていない。だから、憤るより、とっとと離れよう。
嫌な思いをしたら「また、いい勉強をしたな」とつぶやく。マイナスもプラスも、あなた自身が作れる。
自分の性質と反対の行動をとると良い展開になるかもしれない。
臆病な人は、ちょっと大胆に。
怖い物知らずな人は、ちょっと慎重に。
何かストレスになることがあったら、思考実験をやってみる。
考え方や対応の仕方をいろいろ試してみる。その中で一番しっくりくるものを採用する。即効性もあって、実用的。
意識の高い人は意識高い系に変わるのは、自分の頭で考えるのをやめたとき。どんなにすばらしい人の考えでも、無条件に受け入れてはダメ。
全ての時間を有意義にするのはムリ。
でも、一見無駄に思える時間の向こう側に、有意義な瞬間を得られたりする。
「察してよ」と思って行動するから、喧嘩になる。
「今疲れてるから静かにしてね」「今忙しいからピリピリしてるかも」そう言って、宣言するといい。自分の状態をちょっと説明しておくだけでだいぶ違う。
普通に1日が終わる --- なんて幸せな事か!?
○○してくれるかな、△△してほしいな、と受け身で生きていくのは辛い。相手の反応次第で辛くなってしまうから。
○○したい! △△しよう!と能動的に生きよう。
考えが違う人は、悪人でも敵でもない。ただ、考えが違うってだけ。
嫌な人にも事情がある。最初は皆赤ちゃんで、最初からそんな人だったわけじゃない。とはいえ、事情があるからと、受け入れる必要もない。ただ、なんか事情があったんだろうな、くらいに思っておくと自分の器が大きくなる。
やる気なんて、なくて当たり前。めんどくさいけど、なんとかやれてる程度で、上出来!
自己肯定感が高いとか低いとか、そんなの気にしなくていい。
とにかく、自分のやりたいことをやる。自分の好奇心を大切にする。夢中になっていれば、自分を肯定しなきゃ!なんてこと自体忘れるから。
「希望」は人生を歩む上で、夜道を照らすランタンみたいなもの。持っていた方がお得。でも熱すぎると火傷しちゃうから気を付けて。
今が幸せだと思えれば、過去はどうでも良くなる。つまり、いつでも幸せになれる可能性はあるということ。
どうせやらなきゃいけない予定は早めにやったほうがいい。後回しにすると、心配事や不安が増えるから。
人生に無駄はない。だから、やりたいことはやったほうがいい。我慢するメリットはない。
人は約束や理屈で動くんじゃない。気持ちで動く。