GORCH BROTHERS PRESENTS『飛龍伝』(2013.01.26ソワレ) | MY FAVORITE THINGS

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うっかりハマった観劇の感想を中心につれづれと語ります。
最近はスタジオライフ/松本慎也さん/矢崎広くん/ミュージカル関連の感想が中心です。

〈キャスト〉

玉置玲央 黒木華

稲葉友 小川慧 小早川俊輔 藤本強 
大石憲 大村わたる 加治将樹

重岡漠 永島敬三 橋本淳 大塚宣幸 
相馬一貴 板橋駿谷 多田直人

間宮祥太朗


〈感想〉

中屋敷さん演出作品を初めて見てきました!
中屋敷さんはぴろし経由で初めて知り、昨年の朗読劇『緋色の研究』で役者としては拝見してましたが、演出家としては初めてなので、とても楽しみにしてました。
さらに、最近気になる間宮くんも戦国鍋以外では初めて見るということで、かなり楽しみでした。
あっちゃんも久しぶり♪

『飛龍伝』は何年か前にばーちょんが出た作品っていうことで名前だけは知ってたけど、中身はほとんと知らない状態で見ました。
学生運動の話らしいってことくらいしかわかってない状態です。
ちなみにつか作品は『広島に原爆を落とす日(2010年)』と『新・幕末純情伝(2011年)』を見ているので3回目でした。
どっちも「すごかった!良く分からないけど。でもすごかった!疲れるけど」っていう感想でした(笑)

さて主演の玉置さんですが、素敵でした!
山崎を機動隊員がみんな慕ってるって設定でしたが、ご本人も役者さんたちに慕われてるんだろうなって感じました。
ちょっとおバカな脳みそ筋肉な男かと思いきや、やさしくて弱いところが母性本能くすぐられちゃう。
神林が愛してしまうのも仕方ない。

ヒロインの黒木さん。
田舎出の地味なメガネっこかと思いきや、実は大財閥のお嬢様で…ってことでした。
黒木さんは存じ上げなかったのですが、素敵な女優さんですね。
キュートで強くて弱い神林がいとおしいです。
別の役も見てみたい。

ネズミのあっちゃん。
お久しぶりです。
半年ぶり。
学歴コンプレックスのある男でした。
立場によってころころと態度を変えるのが、ある意味一般人て感じでした。

伊豆沼の加治くん。
神林を迎えに来るシーンで涙腺決壊です(号泣)
”その後”の彼が幸せになってほしいなぁ。

さて、本日の大本命間宮くん。
よかった(≧▽≦)
あの子本当に19歳!?
桂木は一見自分のことしか考えていない最低最悪なダメ男なんだけど、そうなってしまった彼の背景を考えると悲しくて仕方ない。
なんだかぎゅーってしたくなる。
最初に神林が桂木を見たとき「かっこいい…(〃∇〃) 」ってなるのは仕方ない。
本当にかっこよかった(*^.^*)
とにかく間宮くんが想像以上にすごくて、圧倒されて帰ってきました。

残念ながらパンフが発売されていないので、誰が何をやっていたのかわからないのが残念です(>_<)

終演後のアフタートークは、玉置さんと間宮くんと司会を兼ねた中屋敷さんの3人でした。
なんという俺得メンツ!
あまりにもナチュラルに袖から出てきて、拍手していいのか思わず迷っちゃいましたよ中屋敷さんww
役が抜けるとふわふわしてて、まだまだ子供っぽいなぁと思っちゃう間宮くん。
かわいかった。
そもそもこの作品が上演されるいきさつも少し語られました。
もともと大阪で玉置さんがつかさんの追悼企画で『飛龍伝』をやってて、東京でもできたらいいねってことで立ち上がった企画だとか。
で、キャストどうするかって会議で、気になる人います?と聞かれて、「間宮祥太朗」って答えたって聞いた間宮くんが、思わず立ち上がって全力で恥ずかしがってるのが非常にかわいかったです。
中屋敷さんも玉置さんが主演で、黒木さんも知ってたし、間宮くんが桂木なら絶対演出したい!ってことで引き受けたそうです。
全力で照れる間宮くんがめっちゃかわいいです!!!

座組みはみんな仲が良いらしく、楽しいけいこ場だったようです。

明日で千秋楽ということで、間宮くんが「終わるの嫌だ」って言い続けてて、本当に楽しいんだろうな。
ついには「追加公演やろう」とか、劇場抑えるのはどうするんだって言われれば「路上で…(小声)」とか、もう全力でかわいいです!
路上って…ww
やるなら見に行くよ!
どうせなら、国会議事堂前でやっちゃいなよ!(確実に捕まります)

本当にいい作品でした!
見に行くためのお金と時間を費やしても惜しくない!
明日の千秋楽公演も見られるのがうれしいです。
残念ながら難しい作品なので、感想はうまく書けないのですが、とにかく素晴らしかった!
明日の公演にも期待です!