ほんとうの色。 | ロジー=ブロッサムのブログ

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こんにちはっサム。
今日は恵みの雨っサムなー。雨は好きだから気分がいいなー。


先日富士山に行って大自然を満喫した時にふと思ったことを書こうかなと思うっサム。


富士山の周りには青木ヶ原の樹海や公園をはじめ、たくさんの自然があるわけだけど
そこで自然を感じているうちに思い出した詩。


"智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。"


高村光太郎の妻知恵子が地元福島の空を思い出していった詩ですね。
現代では、特に都会にいると人間によって作られた物、そしてそのものから発せられる光に囲まれて過ごすことが多くなってますね。




富士山に行ったときにふとこの詩が頭に浮かんだのをなぜだろうと考えてみたっサム。
自然を愛するブロッサムなりの答えを考えてみたところ


ほんとうの”空”というのはほんとうの”色”に囲まれることで見えるものなのかなと思ったサム。
都会にいても田舎にいても大自然の中にいても見える空は変わらない......
普通はそう思うっサム。


でも一度樹海のような大自然にいくと、
人口のものが発する色ではなくて、自然の木々や花々、太陽や月を含めた空、土などいろんなものが
作り出す色によって見える世界
自然が作り出す色の重なりで見える世界こそが智恵子のいうほんとうの”空”であり、
ブロッサムの考えるほんとうの”色”ではないかなと。



そしてやっぱり本物っていうのは人間の深層心理とか感性とかっていわれるものに
訴えかけるものがあるっサム。
花々を見ても空を見ても、料理の世界で素材そのものの味を生かすという言葉があるように
本当の色に囲まれたものは人口のものに囲まれたものよりも生き生きとしている感じがするっサム!


みんなも富士山にいったり田舎の大自然に囲まれた場所に行くことがあったら
ほんとうの色に意識してものを見てほしいっサム。
きっと見える世界が変わってたのしいっサム。

っサム!ヾ(@°▽°@)ノ