今を生きる若者たちは

仕事を簡単に辞めてしまうらしい


4月に就職して

GW明けには

退職代行を使う人も少なくない


甘やかされて育った世代と

一括りにする訳ではないが

ある意味羨ましいと思う





僕らの時代は

仕事で嫌なことがあったり

人間関係に悩んだとしても

親に相談する事などなかった


辞めようかななんて

とてもじゃないが

口には出したくなかった



まずは友達だ


同世代の友達は

自分の考えを

一番理解してくれる




ところが

今の子供は


平気で職場の愚痴を親に言う


決して相談ではない

単なる捌け口だ



その時に僕は思う

甘いなぁと


仕事で嫌な事など

これからいっぱい出てくる


しかもその言っている内容は

些細な事だ





お前が言ってるその人は

多分、普通の人


でもこれから出会うであろう

人間はその数倍厄介だと思う



そう思っているが

敢えて何も言わない


子供は

ただ単に

聞いて欲しいだけなのだ




しかしなぜ

親に言うのか


しかも仕事を辞めて

働いてない人間に

言うのは正直勘弁して欲しい



そう言う声が

他からも聞こえて来ても

あまり良い気分はしない


たかが一年、二年

働いたぐらいで

泣き言を言うなと

言いたいが


当然何も言わない


そもそも

考え方

時代背景が違うのだ





僕は21歳で就職し

23歳で結婚した


今の子供たちから

したら考えられないだろう




高校からバイトした

お金を貯めて

それを結婚資金にした

親の援助は一切受けなかった


なぜなら

兄は当時まだ独身だったから



なんで俺より先にするんや!

と猛反対された


でも僕はお金は自分らで

用意するから

結婚させて欲しいと懇願した



そして

許してくれた兄に

僕は感謝した


披露宴の時

僕は兄に涙を流しながら

ありがとうと言ったことを

今でもよく覚えている





それからは

死に物狂いに働いた


遊ぶことなどほぼなかった


このまま僕は

仕事と共に

人生を終えるのだと思った








しかし

19年後に離婚


働きながらの

一人で子育ては

大変だった


でも二人の娘を

食べさす為には

弱音など吐いていられなかった




今思い出しても

よくやり切ったと思う





若者を見るたびに思う


本当に良い時代に産まれてきたなと



情報が溢れる令和の時代

どんな小さな事も

ネットで教えてくれる


だから

結婚、出産に夢が持てない


要するに

自分で判断がつけられるのだ




僕らの時は

そんな事は

誰も教えてくれなかった



離婚にしてもそうだ

もっと早くしていれば


仕事ももっと早く辞めていれば






後悔ばかりが募る



やっぱり

僕の人生は失敗だったのだろうか

































1996年ベストソング第1位

Angel Of Heaven/FAIR WARNING


この曲しか

思い浮かびませんでした!


ベストアルバムもこれです🌟


この年の来日公演も行きました

最高でした!


歌も演奏も一寸の乱れもありませんでした


彼らの姿はもう見られないのでしょうか