※武蔵野台地西端、川で削られ斜面化した地形を「国分寺崖線」と呼ぶ。成城の西側はこの国分寺崖線に沿っており、住宅の合間にこのような良い眺望を望むことが出来る。地元山梨に居たときはいやというほど目に入る富士山だが、東京でここまでくっきり富士山を見れる場所が住んでいる近くにあることに嬉しくなった

 

 

成城散歩シリーズも今回がラスト。

 

 

結構な距離を歩いたというのもあるし、のっけからバカでかい鶏に出会い、荒涼感満載の護送車や、お城のような住宅群、そして巨大壁画、と目にするものも非常に興味深いものが多く、気づけば当ブログ最長のシリーズ⑤まで書き連ねるに至った。

 

 

おれの住んでいる千歳烏山から、直線距離わずか3㎞ほどの成城がこれだけ醍醐味あるロケーションとは、実際にこうして足を運んでみなければ分からなかったであろう。行先の候補として挙げてくれた知人に感謝である。

 

 

 

さて、宴もたけなわでは無いが本編に。

ゴジラと七人の侍の迫力ある壁画を見収め、東宝スタジオの敷地を丸々一周したのでぼちぼち散歩の帰路も考慮し、駅方面に戻ることに。

 

 

スタジオに向かうときは西側からアプローチしてきたので戻りは仙川に

近い方の道を行ってみることに。

 

 

するとここら辺は西側より、分かり易い高級住宅街の様相が拡がっていた。

 

 

成城一丁目。何とかアベニューとか呼ばれていそうな雰囲気。

 

 

日の暮れ具合もいい感じ。

 

 

お洒落極まる家。見ているだけで楽しい。

 

 

「閑静な住宅街」を地で行くスポットを堪能し、駅前の方に戻ってきた。

 

 

赤提灯とか松屋を目にするとホっとしてしまうのは魂の共鳴だろう。笑

 

 

 

 

募金とビラ配りに精を出す国連支援団体の方たち。

 

 

成城で募金活動をやるのは割がよさそうだ(いつもながら他意は無い)

 

 

駅まで戻ってきて、駅に直結するショッピングモールのCORTYのラインナップを確認することを思いだした。

 

 

実際に足を運ぶのが億劫になっていたので看板でチェック。

 

 

テナントのラインナップを見て、3Fのクリニックとか保育園はともかく……知っている店が三省堂書店とTomod'sくらいしかなかった。。

 

 

高級路線、ということなのだろうか。

成城、恐るべし!

 

 

おれは早々に駅を後にし、散歩を続行した。

 

 

ぼちぼち帰路も視野に歩こうと思っていたが、最後にもう一か所、行きたい先候補があり、まだ何とか携帯のバッテリーもあったのでそこに向かうことに。

 

 

道中に見かけた住宅。南国か!

 

 

道中に見かけた住宅2。(いい意味で)溜息しか出ねえ。

 

 

しかもここの家、外壁の装飾がお洒落極まれり。

 

 

センスいいよね。自分の趣味かも知れないが往来する人にも視覚的な提供をする、というか。自宅の庭の花壇をめっちゃ手入れして華やかにしている人と同じ。感謝の念が湧くね。

 

 

はい、そして目的の地に着きました。

 

 

 

 

成城みつ池緑地。

成城みつ池緑地 | 世田谷区ホームページ (setagaya.lg.jp)

 

区に保護されている緑地で、一部は開放されているというのを下調べで見つけたので余裕があれば足を向けようと思っていたのだが、開演時間を過ぎてしまっていた。残念。

 

 

せっかくなので緑地の敷地を辿りながら千歳烏山方面に向かうことに。

 

 

と、既に帰路の頭だったので油断していたところで思わぬ看板を眼にした。

 

 

 

え、世田谷に狸いるの?まじ?

 

 

地元にいたときは、よくサルだとかシカだとかイタチだとか遭遇していたけど。もちろん狸も。世田谷にも狸がいるのか!びっくりした。

 

 

そしてみつ池緑地を通り過ぎ、住宅街のエリアに入った。

 

 

敷地外からではあるが緑地の景観も見ることが出来たので、ここからはなるべく最短距離で自宅に帰ろうと思い、グーグルマップ様を見ながら歩いていたのだが、自分の進行方向に交差する道路の西側で、自転車に乗っている人が目に入った。

 

 

人の存在を認識すると、その人がどんな人か、言葉を選ばなければ「変な人ではないか」「危害を加えてこないか」気になるのは生存本能に根差した人の性(さが)であり、それを判断する材料を得るために、その人物に視線を向けることは極自然な行為である。

(なぜか認識した人に眼を向けることを、言い訳がましく弁明してしまった)

 

 

どうやら自転車に乗りながらスマホで写真を撮っていることが分かった。どれ、その対象はと撮影の対象物の方向に見やったところ、眼に入った光景がこれだった。

 

 

 

いい景色。富士山も見えるぞ。

これは撮りたくなるよね。

 

 

おれも写真に撮りたい!と思い、その人に便乗して撮影する形になるのも一切厭わず、スマホでパシャパシャと。

 

 

いやーこんなにいい景観に出会えるとは。

 

 

場所はこちら。

 

 

 

みつ池緑地を過ぎて、住宅街の一角の袋小路の突き当り。

 

 

工事をしていたからいずれ建物が建ってしまい、この景観は道路から見られなくなってしまうかも知れないけど。

 

 

しかし散歩のクライマックスでこの景色を見れたのは本当に良かった。今年はいいことありそうな気がする。

 

 

気分も上場に、帰路を目指す。

 

 

成城駅からは結構離れているが、まだまだこんなお洒落な建物も。

何人住めるんだよ!

 

 

帰路は本能的に知っている道を辿ったこともあり、往路と被る箇所が多かった。

 

 

シリーズ②で書いた成城通りの総合工科高等学校。

夜はイルミネーションが綺麗だった。

 

 

帰路、祖師谷付近で見つけた宇宙船のようなカフェ。

メタリックな外装がかっこいい。元はなんだったんだろう?貨物車両?

 

 

来た道を…辿る!

 

 

そして、、

 

 

戻ってきました。ライフ。

これにて散歩は終了。

 

 

全道程。

 

 

成城散策シリーズはこれにて終わり。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

次はどこ行こう。