※八紘一宇。1940年の流行語大賞である。昔の流行語はかっこいいね。加工のテーマは「陰になってしまった『宇』の字を見易く」

 

 

前回の続き。

合羽坂で機動隊の人員輸送車の列に遭遇したことで謎の奮起の気持ちが湧きたち、「おれも頑張って歩くよ、お巡りさん!」と超絶勝手な頑張り表明を輸送車のお尻に誓い、鼻息荒く歩を進めることに。

 

 

この時は何かこう、「護国」とか「尊王」とか「挺身」「玉砕」などといった右寄りな単語が胸の内を渦巻いていたことを白状しよう。あくまで。場所柄と輸送車のせいである。念のため断りを入れておこう。

 

 

イデオロギーの話はどうでもいいんだ。散歩に戻ろう。

 

 

鼻息荒くなったおれは、とにかく防衛省の建物を見てみようと思い地図を確認する。合羽坂を直進してもいいのだけど一旦正面らしき方に回ってみるか、と曙橋を降りることに。

 

 

 

曙橋の欄干。作りが古そうだ。いいね

 

 

欄干の側面にある階段を降りる。

 

 

立派な柿の木が。秋ですねー

 

 

地図を見て気づいていたのだけど、中央大学のキャンパスが国防スポットにあるんだね。何か国防に関係あるのかな。

 

 

これまた関係ない話題だけど中央大学のロゴマークって広島カーp…いや、やめておこう。

 

 

中央大学キャンパス前まで来て、防衛省の敷地がかなり広そうなことに気づいた。これはルートを悠長に選んでいても仕方ないと思い、順当に警視庁方面本部のある西側から時計回りに歩いてみることに決定。

 

 

合羽坂に戻る道にあったマンション「VIP四谷」。

建物の様式に造詣が無いからどうしても抽象的、感覚的な言葉になってしまうのが悔しいが、「味わい深い」作りのマンション。

 

 

すごくお洒落。

そして…

 

 

警視庁第四方面本部の間近に到着!

塀が高い…

 

 

侵入許スマジといった強い意思を感じるぜ。おおこわ

 

 

どきどきしながら真っすぐ進み警視庁第五機動隊の官舎を(地図上)通り過ぎると

 

 

 

おお、ついに防衛省の入り口!かっこいいね

 

 

後々調べたところここは薬王寺門という出入口らしい。

防衛省の敷地はこの薬王寺門以外に佐内門、加賀門、それと正門の四つの出入口があるそう。

 

 

さらに調べていたところ、

 

 

「防衛省市ヶ谷庁舎の管理に関する実施細則について(通知)」

 

 

という、ものものしいPDFファイルがネット上で見つかった。これによると各門は利用用途、利用時間、使用出来る人、などは細かく決まっている模様。

 

 

当たり前と言えば当たり前だが、この堅苦しい感じ。

防衛省に限っては好意的に受け取れるね。

 

 

外苑東通りをしばし辿るが

 

 

防衛省の敷地に沿うためここで右折する。

 

 

この細い道路の行く先で、

おれは日本の闇に遭遇することになる。(嘘)

 

 

本日はここまで!

またトップの写真の場所までたどり着けなかった笑

しかし文字で書いていてもなかなか血の温度が上がってくるな。楽しかったな市ヶ谷。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!