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またまた、映画なぞ。



今回は、アキ・カウリスマキ監督の映画です。

一度、引退を考えた監督ですが、復活!

監督の言う様に、淡々と進む、人間模様。





取るに足らないバイオレンス映画を作っては自分の評価を怪しくしてきた私ですが、無意味でバカげた犯罪である戦争の全てに嫌気がさして、ついに人類に未来をもたらすかもしれないテーマ、すなわち愛を求める心、連帯、希望、そして他人や自然といった全ての生きるものと死んだものへの敬意、そんなことを物語として描くことにしました。それこそが語るに足るものだという前提で。

この映画では、我が家の神様、ブレッソン、小津、チャップリンへ、私のいささか小さな帽子を脱いでささやかな敬意を捧げてみました。しかしそれが無残にも失敗したのは全てが私の責任です。




アキ・カウリスマキ監督のメッセージにあるように、小津監督の映画のような、淡々と進んで行く物語。



本当に、日常的なシーンが多いし、主人公二人も、表情も変えずに淡々と。



でも、それが日常。



労働者の日常生活。

それに影を落とす、ウクライナとロシアの戦争。



ヘルシンキの街で、毎日、ラジオから流れる戦争のニュース。




そんな中、若くない二人だけど、物凄く不器用だけどピュアで、惹かれ合うけど、なかなか噛み合わない、そんな二人の姿がリアルに描かれて。




恋愛偏差値高いフランス女とは、違うわ。








この、何気ないアパートの部屋も、本当に可愛くて。




二人で初めてのデートで、ゾンビ映画見に行っちゃうし。

電話番号書いた紙を無くしちゃって、連絡とれなくて、その映画館でずっと待ってるとか、、、




中学生かっ!!




と突っ込みたいけど、そんな不器用な二人だから、ハラハラしながら見守って。


やっと上手く行きそう!ってなってもまたまた、、、、





全てが淡々としてるけど、同僚がちょっと濃いキャラだったり。





フィンランド、ロシアと国境を接しているだけに、戦争は脅威なんだろな。