ヴォトリエント4錠服用
1530日を突破





現在、記録更新している






主治医の受持つ患者さんの中で

ヴォトリエント服用者が

遂に私1人となった






ヴォトリエントと私の身体



私の身体の中にお住まいの
デスモイド腫瘍に効果があり
4錠を服用し継続ができている







ここまでの道のりは

想像や予想が出来ない事ばかりだった







(今も毎日、骨の痛みはあるけれど)







コップを持てない手指、骨の痛み

立ち上がれない程の太もも足首の骨の痛み

眠くても横になれない背中の痛み
  
頭がパックリ割れてしまいそうな頭の痛み

意識が遠退く程のめまい

内臓全てが口から飛び出しそうな吐き気

骨の痛みと皮膚の下で燃えているような痛み

言葉で表現が出来ない痛み








不安や恐怖、寂しさや悲しさ


病気の身体になった
自分へのコンプレックス










そして孤独










こんなに痛くて苦しくて辛くて


自分がこんな身体になった為に何も出来ず


痛みに耐えるだけの私はというと





医療費というお金だけかかるお荷物で
私という【病人】が居るだけで
家族の笑顔まで奪ってしまう







家族を巻き込んでしまう位なら







痛みからの解放

高額な医療費からの解放

大切な人の笑顔を
奪ってしまう事からの解放







これらを考えて

何もかも治療をやめて

痛みのない生活を送り

高額な医療費も治療とともにやめ

大切な人の笑顔を取り戻し







全てを終える日を待つ事も考えた









しかし私が諦めたら

FAP
家族性大腸ポリポーシス
(家族性大腸腺腫症)

患者は

この先も、ずっとずっと苦しい

暗闇のままになってしまう










症例にとらわれず

1%の可能性がある限り

諦めてはいけない








その1%の可能性が、いつの日にか

大きなものになるかもしれない









私自身の身体での治療体験を元に

不安や恐怖、孤独と闘う

同志達の役に立てたら

いつか身体の中にお住まいの敵さんも

撤収するかもしれない











もう今は、あの頃の後ろ向きな私は居ない










鉄の様に冷たく固く閉ざしていた私の心が
今は、とても温かくポカポカしている










        “ もうこれ以上、傷つきたくない ”












そんな心の想いや

病気の私

病気の身体

お腹の噴火音を










  ーーー 「生きている証」  ーーー












そう受け止め受け入れてくれた










心が救われた瞬間だった










涙が溢れ言葉にならない嬉しさと喜びで
胸がいっぱいになった






















心からの感謝です
どうもありがとう











この想いを大切に大切にしたい