6:00 起床
しかし1時間に1回起きてる私は
4:30頃から目がギラギラだ
術後で傷口が痛い
傷口の更に奥深くの傷も痛い
( 経験した事のない痛みだ )
更に腰痛持ちの私は腰の激痛に大奮闘
ベッドの角度を
少しずつ少しずつ
ずらして角度を調整
腰骨の上側が張ってる状態
これが何でもない時なら
ぎっくり腰寸前か!?
というぐらいの危なさと痛さ
一人では何にもできない
だから看護師さんを呼ぶしかないのだけど
看護師さんによって上手い下手があり
下手な人にあたると15分が限界だ
上手い人だと2時間は、もつ
(患者に寄り添ってくれるタイプの
看護師さんだと授業で習う教科書通りでなく
微調整しながらこちらの声を聞いてくれる)
《 この差は大きいんだ 》
まだ水分は禁止だから口をゆすぐだけ
そして痛みと同じく何が辛いかって
ーーー 痰が自分で出せない事 ーーー
(挿管チューブで喉の壁が少し傷ついたかな)
こんなにもお腹は力の入る原点なのだと
いう事も、すごくよくわかった
まず寝ているだけなのに息をしていると
喉の奥がコロコロ~コロコロ~してくる
“喉の奥”の場所は
①初めは、鎖骨の下あたり
ゴックンすると
この辺に違和感を感じる
②喉仏、指2本下あたり
「コロコロ」喉が鳴る
息を吸うだけでも
吸って~吐いて~の時は
「コロコロ~ゴロゴロ~」
ゴロゴロが強くなったら、いざ本番
開腹手術した後のお腹は
お腹に力を入れると激痛
少しでも軽減する為に
枕や、タオルをお腹に当てて
少しだけ前屈みに
うがいする感じで声を出し
奮闘約5分間
いよいよの時は背中を叩いてもらうと出る
この5分が、どんなに苦しいか
心拍数95オーバー
駅の階段を一段抜かしでダッシュして
息が切れて苦しくなる感覚
クラクラ、ハンパなかった
普段であれば、この時点で咳払いすれば
簡単に痰が、うまく絡んで出る
ところが、そうはいかない
少しお腹に力を入れるだけで
オニの激痛!!
ハンパない
《 えっ!?咳ができない!? 》
喉に力を入れたくても力が全く入らない
とにかく、出せない
術後2日目から~5日目まで
痰と私の奮闘が始まる
そんなこんなで辛い中、決めた事がある
◎必ず毎朝もしくは午前中は歩く
◎朝1時間はベッドから起き上がって座る
一人でベッドから起き上がって座る
《自分の力で》
そう決めたんだ
そうじゃなきゃ
自分に負ける
自分に甘える
自分で自分をダメにする
大手術を乗り越えたんだ
目の前にある事を
乗り越えられないわけがない
試練だと思う時こそがチャンス
今日は歩行器を使って50メートル歩いた
そして、そして、なんと
夜中に
(ん?なんか、おしりが、、、、、)
えっ、、、
うんち??
いや、まさかね。。。
一応、看護師さんに伝えて
恐る恐るトイレへ向かう
なんと術後、初めてうんちが出た
《嬉しすぎる)
大腸と小腸の繋ぎ目が
うまく繋がっているという
何よりも証拠だ
これは大きな第一歩だ
( よかった )
明日も自分で起き上がって歩こう