サリーホームズ
皆様、こんにちは(^-^) 久しぶりにブログを更新させていただきます。
早速ですが、最近のハーブガーデンは、ジャーマンカモミールに代わりローマンカモミールが、そしてチェリーセージやフェンネル、又色々な種類のラベンダーのお花が次々と咲きだしました。 もう直ぐオレガノやセージのお花も見られそうです♪
又5月半ば頃から、お気に入りのバラ4種類が咲きだし、お庭を引き立ててくれています。昨年末、バラソムリエ小山内健さんのYouTube動画を拝見して、バッサリと選定したので、どのバラもとっても元気で沢山の花を咲かせてくれました。 梅雨入りしています京都ですが、暫く晴れの日が続いていましたので、お庭のハーブ達も私も大喜びでした(^O^)/
さて今日は、今開花していますハーブガーデンにお勧めのお気に入りのバラ4種類(サリーホームズ、レディヒリンドン、ソワイユ、あおい)をご紹介させていただこうと思います。
どれもとっても魅力的!そして育てやすく、四季咲き、又は返り咲きタイプですので、1年に何度も花を楽しむことができます。気に入っていただけましたら、是非皆様も育ててみて下さいね
まずは、私が初めて育てたバラ「サリーホームズ」
私がハーブと出会い育て始めたのは今から30年以上前になりますが、バラを育てたのは6年前からです。SNSで出会った、憧れの先輩Tさんが色々なバラを育てていらして、その写真を拝見させていただいているうちに、バラに惹かれるようになりました。
どんなハーブの苗を購入しようかと悩み、夜な夜なTさんにご相談させていただきました。「今育てているハーブ達と仲良くできて、ローズヒップができるバラを育てたいのですが・・・」と。そしていくつかの候補の中から我が家にやってきたのが、「サリーホームズ」サリーちゃんです♡
サリーちゃんは、写真でお分かりになると思いますが、大きなブーケのようになって咲きます。世界バラ会議で殿堂入りしただけあって、とっても可愛くて、育てやすいバラです。又春だけでなく秋にも花を咲かせてくれます。
※世界バラ会議は、世界40カ国のバラ会が加盟する世界バラ会連合が開く世界大会。今までに18回開催されている。
殿堂入りの審査基準は、世界中のどの環境でも育てやすいこと、国や性別を超えて誰が見ても美しいと感じること。そしてたくさんの国で長く愛されていること。
カモミールと仲良く咲いているさりーちゃん(^-^)
作出: イギリス・ R.Holmes (1976年)
系統: ハイブリッド ムスク 、シュラブ
花期: 返り咲き
香り: 微香
第16回世界バラ会議「南アフリカ・ヨハネスブルグ大会」にて殿堂入りしました。
今年は昨年以上に沢山の花を咲かせてくれました。
横を歩いていらっしゃる方々にも楽しんでいただけたら良いなぁ~
「レディヒリンドン」
そして次に購入したバラは、「レディヒリンドン」です。
大分前になりますが、私が所属しています日本アロマ環境協会(AEAJ)の機関誌に、「編集部おすすめの一冊」というコーナーがあります。そこに『調香師の手帳(ノオト)』という本が紹介されていました。面白そうなので早速購入しました。
資生堂で長年研究をされていらした調香師中村祥二さんが書かれた本です。植物、香水、ハーブ、スパイスなどの数千年の歴史と、歴史的人物と香りの関わり、文学や美術で表される香りを紹介。又 現代科学でも解き明かせない体と心への不思議なはたらきも語って下さっています。これが面白くて、何度も何度も読み返しています。
この本の中に「ハイブリッドティー・ローズの紅茶のTerを最も良く表す香りを持つのは、ティーローズのレディヒリンドンである。・・・紅茶のダージリン・セカンドフラッシュを缶からさらさらと出して、缶の中を嗅いだ時とそっくりな香りがする。・・・」と。
どんな香りなんだろう!?その香りを是非嗅いでみたくて、直ぐに探して購入しました♡ 育ててみてなるほどなるほど~~~朝、開きかけのお花は、それは素敵な香りがします。
2週間ほど前に満開になり、その後開花した花を切り戻しました。四季咲きですので今又花が咲いています♪
作出: イギリス・ Lowe & Shawyer (1910年)
系統: ハイブリッド・ティーローズ
樹形: 半直立
花期: 四季咲き
香り: 中香り
金華山の名で古くから親しまれてきた、ティーローズを代表する黄色の名花。
雨が降りそうになったので、お花が傷む前に半分くらい収穫して乾燥させました。
乾燥しても良い香りがします♪ 111個、何に使いましょう!?(#^^#)
F&Eローズ あおい(左)、ソワイユ(右)
※F&Gローズは、Florist & Gardenerの略。
切花用(プロ農家が切花として出荷するもの)とガーデン用の両方で利用できる品種。
「あおい」 F&Gローズ
次にご紹介させていただくバラは、「あおい」(京阪園芸F&Gローズ)です。
2015年秋、近くにあります京阪園芸にバラの苗を購入しに行きました。
その時近くにいらしたお店の方に、「ハーブガーデンに植えるバラを探しているのですが・・・」とお伝えすると、何の迷いもなく沢山の中から「これですね!」と勧めて下さったのが「あおい」でした。
バラを育てて間もない私には、その時はその男性が、バラソムリエの小山内健さんだったことは分かりませんでした。後で憧れの先輩Tさんにお聞きしビックリ!
「あおい」は、一枝にお花をいっぱい付けてブーケのように咲きます。 写真は少し枯れかけていて美しく撮れていませんが、 お花の色が素敵に変化していき、又花持ちも良く楽しめます。四季咲きですので何度も楽しめます。秋のお花は深みがあり、これまた魅力的!それでいて目立ちすぎず他のハーブと仲良く咲いてくれます。流石!小山内健さんが選んで下さったバラです(^O^)/
作出: 日本 国枝啓司作 (2008年)
系統: フロリダバンダローズ
木立タイプ: 花色は茶色を含むライラック色
花期: 四季咲き
花径: 中輪
樹高: 1.0m
香り: ほのかに香る
特徴: 軽くフリルが入った花びらは、茶色、ピンク、ラベンダー色など、複雑な色が絡み合う素敵なニュアンスカラーです。花枝をたゆませながら、ブーケのように房になって咲き誇ります。特に秋は深みがあり、思わず見ほれてしまうほど。枝は細めながら丈夫に育ちます。
(小山内健監修 「はじめてのバラづくり」より)
「ソワイユ」 (F&Gローズ 「ローズアロマティーク」シリーズ)
そして最後にご紹介させていただきますバラは、「ソワイユ」です。
「ソワイユ」は、小山内さんが作出されたバラです。ネットで写真を見て、なんて優しくて素敵なバラだんだろう!?と一目惚れしました(^^;
京阪園芸ガーデナーズのブログに、「ソワイユ」の魅力がたっぷり記載されていましたので添付させていただきますね!
作出: 日本・ 小山内健作出 (2019年)
花径:約7~8cm
樹高:0.8~1.0m
花季:四季咲き
その他:豊かな香り
花名は「シルキー」という意味のフランス語で「シルクのような」の意味。
シルクのようなオフホワイトの優しげな色合い。
ころんとしたカップ咲きからくしゃくしゃ感のある愛らしいロゼット咲きになります。
咲きはじめに花弁の先は紅色がうかび
秋花では咲いたのちも色残りし蹴込み斑として美しく花を彩ります。
花付きはとても優秀で細めの枝先にも花を咲かせます。初冬まで咲く四季咲き。
さわやかさと甘さを持つスズランの香りを感じるダマスクとフルーツの芳香があります。
以上4種類のバラをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょう!?動画も作ってみましたので、是非ご覧くださいませ
では、今日はこのへんで失礼致します。皆様にとって、明日が良い1日になりますように