初めまして♪ 

 
ピアノ関連のブログを回っているうちに自分でも書きたいなーと。
 
まずは自己紹介までにこれまでのピアノ歴を。小六までピアノをやっていました。この時どこまで行ったのか覚えていないんですよね。モーツァルトのトルコ行進曲はやった。それは覚えている。ツェルニーもやったけど何番?ソナタアルバム?という感じ日本の実家には楽譜が残っているのですが、母に聞いてもわかるわけないって言われるの目に見えているので。
 
音楽の道へ進みたかったなーと思うことしきり。そういう家じゃなくて論外だったんですけど。
 
その後ピアノは適当に弾いていました。習えなかったので。NHKの「ピアノでモーツァルト」や「ショパンを弾く」を先生に。
 
で、高校からはマンドリンに浮気をして (これは20年続きました)、ちょっとチェロ・フルートもやって。
 
ささっぁと飛んで20年前オーストラリアへ移住。少し余裕ができて、現地のマンドリンオーケストラで少し弾く。
 
次はシドニーへ仕事の関係で移る。今度は忙しくて音楽なんてやる暇なし。マンドリンは個人レッスンを受けて先生と一緒にヴィヴァルディをシドニーオペラハウスで弾きました。一生涯の思い出だな。。。
 
少し余裕ができた4年程前、歌(クラシック・声楽)の先生に勧められてピアノを3ヶ月だけ再開しました。そこでまずロシア人の先生の恐ろしさを(笑)。暗譜は当たり前。できないって言ったら弾いている最中に楽譜が取り上げられて、そのまま弾き続けると 「ほらできるじゃない」って。いや、その。えーん
 
好きっていうだけで月光第1楽章1回、メインはインベンションの13を数回、他の小曲を数回やりました。仕事がまた忙しくなって挫折。
 
転職のち、やっと少し時間ができてピアノの先生を探しました。(しょうこりもなく)またロシア人の先生を。なんていうんだろう、オーストラリアは日本に比べると音楽教育の質がちょっと。教えている先生方は外国出身の方が多いです。そしてシドニーはウクライナから神童達を連れて移住したピアノの先生がいらっしゃるのでウクライナ出身の先生が特に多いです。
 
優しい先生なのですが、暗譜は当たりまえ(またかい)。曲はまずコード分析から始める。ドミナント? テンションコードだから緊張感を持って? どうやるの? コードの意味? グーグル様大活躍。一回のレッスンで3,4小節しか進まないの当たり前。ハノン?ツェルニー?そんなもの役に立たないよって言う人。これはロシア式というよりジュリアードで教えていたこの先生の考え方だとは思いますが。指だけで弾くのではなくて、肩や腕を使って。指を伸ばすのではなくて手首をその位置へ持っていく、とか。 君の解釈でいいんだよって言ってほぼ解釈は教えてくれませんでした。よっぽど変な解釈をしない限りは私の好きに、と。グランドピアノで練習していて、「その音の大きさじゃ、(シドニー・オペラハウスコンサートホールの)一番前に席にも届かいないよ」って言われたり(ピアノではホール立つ予定はないと思います。私)キョロキョロ
 
良く考えると解釈の仕方を議論したり(1レッスンまるまる5小節位の話をしていたりーそれもインベンション13番!)今別の曲で同じことを自然と考えるようになって、贅沢なレッスンだったんですよね。
 
先生方がちょっと弾いて下さる時に出す音が素晴らしくて同じピアノを弾いているとは思えなかった。その時にいい音を出すってどういう事なんだろうと思って。先生が1音ぽんと押した音が綺麗で。
 
インベンション13番やるのに3ヶ月位かかったかなぁー。次何が弾きたい?って聞かれてショパン弾いたことないからショパンって言ったらノクターンの20番(遺作)とノクターン19番(時々1番とも書かれていますね。ショパンが始めて作曲したノクターンなのでOp 72)を示されて自分で19番を選びました。
 
先生の時間にルーズなのが重なり、ちょっと嫌になって先生を変えようかな、と。でもその後しばらく忙しすぎた。

 

 
 

ちなみにそのロシア人の先生のちょっと独特なラ・カンパネラ。コメント欄を読むと笑えます。こんなのラ・カンパネラじゃないって言っている人たちとじゃぁ弾いてみろって言っている先生と。

 

 

その2へ続きます。

 

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