こんにちは。

 

今日はボールについて思う事を書きたいと思います。

何だ突然?と思われる方も居るかもしれませんがしばしお付き合いください。

 

 

今年のプロ野球について、開幕直後から選手や関係者、そしてファンの間で口々に言われている事がありました。

「今年のボールは飛ばない!」

(ここは栃木の高校野球について語るブログなのでプロについての話題はドラフトくらいしか扱わないのですけど、今回は特別)

 

高校野球は今春から低反発バットによって打球の速度を抑えようと言う試みがスタートしました。

が、プロは何も変化ありません。

元々木製バットですし、木製バットの反発を抑える話も特にありません。

 

そんな中、今シーズンは開幕からホームランが激減します。

そこで特にファンの間から聞こえてくるのは、

「低反発球が使われている」

と言う噂。

 

日本野球機構(NPB)には前科があります。

2010年台初めあたりに起きた「統一球」問題です。

意図や経緯は不明なのですが、まず初めにプロ野球で使用されるボールの作成をミズノ社に統一することが決まりました。

そして約2年位「ボールが飛ばない」シーズンとなります。

当時のMLB球と比べてもかなり反発力が低く、とにかくボールが飛ばない時期に突入します。

ボールを作成した会社もNPBもその関与を否定し続けますが、流石におかしいと2013年に大問題となります。

それにより、関与を否定していた当時のNPB会長は辞任。

作成していた会社も変更を認める事になり、翌2014年シーズンから反発係数を上げることとし、騒動は終了しました。

 

シーズンが進むにつれ、ファンだけでなく監督や選手からも「ボールが飛ばない」と言う話がポツリポツリと出始めます。

 

そして一昨日、ヤクルトの村上選手からも「ボールが飛ばない」とはっきり口にした記事が出ます。

スポーツ報知のサイトから

 

 

村上選手は一昨年の3冠王でホームランバッター。

ボールが飛ばないことに対して最も影響を受ける選手であり、球界の直近の3冠王と言う影響ある立場の選手。

 

更には用具契約を、ボールを作成しているミズノ社と結んでおります。

 

普通の選手からの発言とは訳が違い、ミズノ社の広告塔の役割も果たしている一番の大物選手。

そんな選手からの発言ですから、恐らくミズノ社も動かない訳にはいかない。

 

まずこの記事が出るとなった18日に第2号ホームランを放つと、翌19日にも2試合連続となる3号ホームラン。

そしてその19日から各球場でホームランが普通に出る様になりました。

 

あれーおかしいぞ??

 

更に不可解なのは、この19日に、どう言う訳かこのボールの在庫が切れ、販売停止になりました。

 

ミズノ社のページから、

 

このボール、4月末から5月に再販予定なんですねぇ。

あれー?

 

何が言いたいかと言うと、

「またやったな?NPB」

前回の問題の時に経緯や原因は全て闇の中に葬られたため、うやむやになりましたが、

どっかの誰かがまたボールを飛ばない様にしたと言う事です。

それをバレそうになったが為に急遽規格を元に戻したと。。

 

高野連も闇が深い組織と言われてますが、NPBの闇はそれ以上かもしれません。

 

 

で!!!

ここからが本題!

(前置き長すぎ)

 

実は高校野球で採用されている公式球も同じくミズノ社が作成しているんです。

 

今年春の選抜甲子園で思いませんでした?

「飛ばないバット飛ばな過ぎ」

 

低反発バットの規格は目標通りに下がりました。

でもそれ以上に飛距離が下がった原因が、この「ボール」にあったとしたら???

 

甲子園のボール飛ばなさっぷりは尋常じゃありませんでしたから、低反発バットに低反発ボールだとすれば合点がいきます。

(あくまで全部自分の想像なので断言はできませんけど)

 

そして今回ボールが元に戻った。

 

既に始まっている春は在庫の飛ばないボール使いそうですけど、

これ夏はある程度飛距離も伸びるんじゃないですかね?

 

そしてそれに振り回される選手は凄く気の毒に思います。

 

しっかりしてよ大人!!!