お借りして読みました♪

いつもありがとうございます^^

 

うちらきっとズッ友―谷口菜津子短編集― (アクションコミックス ...『うちらきっとズッ友-谷口奈津子短編集』

 

 

作者:谷口菜津子

出版社:双葉社

発売日:2022.10.20

ページ:192p

 

 

【出版社からの内容紹介】

 

転校生の卯月ちゃんは特別な子。

特技はアイススケートでトリプルアクセルが飛べるみたいだし、

超人気アイドル・KEENくんとは親戚らしい。
私のこの気持ちがKEENくん本人に届くかも――!?

でも…卯月ちゃんの話は、どこかつじつまが合わない。


ウソをついてるとしたら、それって悪いことだよね?

私はいったい、どうしたらいいのか…。
噂の転校生と夢見がちな少女、

見栄と性欲に振り回される高校生、

子育てを終えた女たち…。


「第26回 手塚治虫文化賞」新生賞の谷口菜津子が描く、6つの"友情"をめぐる物語。

 

 

 

 

【もくじ】

 

卯月ちゃん

氷菓子

砂糖と塩

モノクロの修学旅行

おい、豚。

コトハとエマ

あとがき

 

 

【あらすじ&感想】

 

卯月ちゃん

 転校生の卯月ちゃんは、明るくて華やか。

 大きな家に住んでいて、いとこはアイドルのひとりとは^^

 でも、それは、嘘。

 

 いつかはバレてしまう嘘。

 嘘がすぐバレ時もあれば、大人になってから知る嘘(のようなこと)

 もあり。

 

モノクロの修学旅行

 子どもたちが手を離れ、自分の時間に余裕が出来ると

 今まで出来なかったことをしたくなったり、

 時間を持て余しているので、誘いに乗ったり・・・

 特に同級生だったりすると、

 親しくなくても気を許してしまう。

 こちらは、ちょっと悲しかったかなvv

 時間を持て余していた同級生たちの

 本性を見たときvv

 親切そうで、じつは全然違っていた時。

 悲しく、辛い思いをしちゃったけど、

 これからの付き合い方を教えてくれたのだから

 良しとするかvv

 こても良しと

 

おい、豚。

 若気の至りって、だれにもあるし、

 集団生活をしていた頃は、

 関わらないようにしようと思ったり。

 でも、辛い思いをさせてしまったと

 ずっと、心の片隅に残りますね。

 大人になって、謝れてよかった。

 

 

 

 

余韻が残る

最後のあとがきがすべてを物語っています。

 

今だから感じると言うか分かること。

 

言葉に出さないと分からないけど(伝わらないけど)

言葉に出さなくても、伝わることもあるし。

 

同じ言葉を言っても

発した人の気持ちが、後からついてくるもので。

 

今は、忘れることの方が多いから、

良いのかもしれない。

 

 

この作者は、以前お借りした

 

『ふきよせレジデンス上・下』

と同じ方でした。

細かな感性で物語を描かれますね。