一瞬だけ前向きになることはある | 猫痙攣

猫痙攣

鉄クズ拾い日記

この土日は東京都写真美術館 にニァイズの取材に行ってきました。


取材の内容はニァイズの方に描くとして、今回も様々な強キャラや貴重な作品を見せてもらったり、オシャレな恵比寿でオシャレなイタリアンランチ(もはや被害妄想)を食べさせてもらったり、と、自分が手製の弁当(たまに腐ってる)を食ってる間に、こんな世界もあったのか、と刑務所の中で革靴のカタログに驚愕する花輪和一みたいになったのであります。



それと今回、クレムリンの単行本他をいつもカッコ良くデザインしてくれている、つまりヌケないAV嬢を加工しているデザイナーさんと初めてお会いしました。


「LSD」という、自転車乗ってるだけで職質されそうな事務所名をお持ちなので、もちろん冷たいのがガンガン効いてる人で、もし「1パケあげるよ」とか言われたら自分は「ダメ、ゼッタイ!」と言えんのか等々心配したのですが、実際お会いすると、漫☆画太郎先生を語る時の顔の開きっぷりが印象的な、とても礼儀正しい方でした。


3巻の表紙も期待大です、宜しくお願いします(こんなこと書いておいて、よく宜しく言えるなと思う)


と言っても自分の初代担当さんは、まさに最近薬物被害(自分がキメてたとかではなく)に会われたばかりなので、本当にクスリはダメゼッタイ

次は私が何かやらかすんじゃないか、と言っておられましたが、どうせ腕を穴だらけにするのなら、もっと売れてからにしたい。一人相撲すぎる

しかし逆に、今捕まれば、シャブやってまで描いてる物がそれかよ、クスリをやっても漫画の神は全然降りてこない、ということを世の中に啓蒙できるような気がするので、もうちょっと考えてみようかと思います。




ちなみに今回社美の福原館長の著書をいただいたのですが…

その感想はまた次回




LSD様のスーパークールな装丁、3巻はピンクで女の子らしい感じにしてください、と酒の勢いで言ったが、忘れて欲しい。

あと今回の帯も洒落が効いた感じになりそうです、しかし私はどれだけあの方にぶら下がろうとするのか

クレムリン(1) (モーニングKC)
カレー沢 薫
講談社


クレムリン(2) (モーニングKC)
カレー沢 薫
講談社 (2011-01-21)