横取り40万 | 猫痙攣

猫痙攣

鉄クズ拾い日記

当て馬を真崎に変えて、志波親友告白エンドを狙う。


と言う一文に何の嘘偽りもないのだが、良く考えれば酷い言い草だ。

当て馬も当て馬で告白して振られるならまだしも、先回りされて横取りされた日には、寝てもないのに寝取られた気分でいっぱいだろう。


まあ何が悪いかと言うと、他に本命いると吹きながら、過剰に体を触ってくるズべ主人公なのであるが(これで正気を失わない奴は思春期ではない)


しかし最終的に振るとわかって、キャラと仲良くするのはそれなりに胸が痛む。

真崎先輩は体の真ん中で、手を組んでるポーズにモヤモヤさせられる所が好きだ。

早い話が「そのポーズやめやがれ」なんだけど、でも似合ってんな、と思ってしまう悔しさが萌えにつながる(もっとシンプルな話はできないのか)


ちなみに、服のセンスは前作よりマシになってきている、と書いたが、進めていく内に、そうでもないな、という気がしてきた。

しかし、ときメモファッションの厄介な所は、ただダサいだけでなく、こっちのセンスの方が不安になるという点だと思う。


明らかに外に出ちゃダメな格好をしているくせに、堂々とこちらの服装に批評を入れてくるのである。

私が二回連続同じ服を着てきたことが、貴様のワンショルダーに棒グラフというわけのわからんダメージシャツに比べてそんなに問題かという話だ。(しかし、そんな時に限って、こちらも負けず劣らずの服を着ていることが多い、ピュア系という名の宮川花子である)


そんなことを繰り返しているうちに、自分の審美眼の方が狂ってるんじゃないか、という気になってしまう。もしかして、これがイケているのでは、と。


いや、しかし、やっぱりその差し色はないだろう。


否、むしろそれが新しいのか。




(この逡巡が永遠に続く)