Wind & Wuthering/Genesis (1976)
4人体制ジェネシスになってからの2作目。
邦題は「静寂の嵐」って、、、
まーほぼ原題通りですが、それはそれで秀逸。
いつ位だったのかよく覚えてはいませんが
私の兄が「一番大事なところでプチプチノイズ入るんで買い直したわー」
「だからこれやる」と。
さすがの次男坊。
「お下がり」でさえも「喜んで!」
でもね、嬉しいもんですよあの当時レコードのコレクションが1枚増えるだけでも。
大まかな内容は把握しつつも
改めてレコードに針を下ろす、、、。
「あーこの曲」。
Eleventh Earl of Mar/Genesis (1976)
「11代伯爵」のお話?
トニー・バンクスのシンセの裏の3連符が泣かせる。
実はこの曲、、、
1978年に日本企画でリリースされた
ジェネシスのベスト・アルバム
「ザ・ストーリー・オブ・ジェネシス」に収録されてた。
The Story Of Genesis/Genesis (1978)
縦開きゲート・フォールドなので
帯が付くとこんな感じ
このベスト・アルバム
兄が所有していて盗み聴きしてた。
なので「Eleventh Earl of Mar」は無条件に名曲認定。
このベスト・アルバム、、、
ジャケのコンセプトとしては
前年リリースのライブ・アルバムを踏襲した流れに。
Seconds Out /Genesis (1977)
んで、アルバム2曲めの
「One for the Vine」、、、。
なに?この名曲?
One for the Vine/Genesis (1976)
「ぶどうの木と話す」とか
4分40秒位からのドラマチックな展開とか
それまでのタメとか、、、。
言い出したらキリがない位、ツボな曲。
正直言うと
この2曲だけでも良かったんじゃないかなーみたいな。
この2曲を拡大してA面、B面収録でも良かった、、、。
今回はそれを言いたくて
記事に取り上げたつもり、、、でしたが
記事を書くに当たり聴き返してみると、、、
良かった、、、全体的に、、、。
「Your Own Special Way」が良いのは当然としても
当時、曖昧な記憶のままだった
「All In A Mouse's Night」も
「Blood On The Rooftops」も
すごく良い、、、。
当時ガキだった私には
ちょっと早かったのかな?
「イレブンス・アール・オブ・マー」の
権力者と
その息子の構図って
ラッシュのこの曲
Distant Early Warning/Rush
ちょっと彷彿させたり
しませんか?
しませんかね?