「メロン記念日を聴け !!」第62回。「ロマンチックを突き抜けろ!Break it now」 | 「メロン記念日を聴け !!」

「メロン記念日を聴け !!」

独断と偏見と(愛の)「メロン記念日」全曲解説ブログ。

 

 

 

 

 

タイトル:「ロマンチックを突き抜けろ! 〜Break it now〜」

 

リリース日:2010年2月17日

 

作詞:中山加奈子、作曲・編曲:宮永治郎

 

 

 

 

 

「メロン記念日のテーマ(Rock Ver.)」からスタートするこのアルバムは

 

「ロック化計画」の既発曲5曲へ突入し、その後新曲へと流れていく。

 

つまり「A面の1+5曲」でアルバムのコンセプトをキッチリ提示して、レコードを裏返して「B面4曲」での勝負なのだ。

 

 

 

 

 

Side-B1曲目「ロマンチックを突き抜けろ! 〜Break it now〜」。この曲が素晴らしい。素晴らしすぎる。

 

B面1曲目に持ってくるべきガッツリとしたフックがある。

 

でもね、実はこの曲自体はアルバム用に作られた新曲ではなくそれ以前からライブでも披露されていた曲なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと言うかこう「ロック」と「そのノリ」の間にある微妙に香る「哀愁」。この「哀愁」こそがこの曲の魅力なのだ。

 

なぜなのか超絶「キュン」としてしまうこの曲の「アレンジ」とこの「展開」。

 

特にブリッジを経てのギター・ソロ入るところでの「グッとくる度合い」は「メロンの解散的感傷」も含め感極まって涙するってもんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この曲がアルバム曲として収録された事によって

 

 

 

 

 

 

 

ラスト・アルバム「MELON'S NOT DEAD」の価値は

 

 

 

 

 

 

 

数段上がったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

「ロック化計画」のシングル曲以上の

 

 

 

 

 

 

 

価値かもしれない。