タイトル:「GIVE ME UP」
リリース日:2008年12月10日
日本語詞:森雪之丞、原作詞:Michael De San Antonio、Pierre Michael Nigro、作曲:Mario Giuseppe Nigro、編曲:前山田健一
ハロプロ10周年を記念した「メガベストシリーズ」のひとつとしてリリースされたベストアルバム「MEGA MELON」。
2年前のベスト「FRUITY KILLER TUNE」が投票によって選曲されたのに対して
今回はシングル曲を時系列に並べた極々シンプルなもの。
けどね、、、メロンのシングルヒストリーは「混乱の歴史」そのもの。
なのでこのベストを聴くのはその「混乱の歴史」をなぞる作業になるので絶えず複雑な心境のまま聴かなければならない。
そして17曲のシングルヒストリーに付け加えられたボートラ的新曲。この曲がさらなる混乱を招く。
「GIVE ME UP」のカバーですって?え?え?え?
僕ら世代では「マイケル・フォーチュナティ」って聞くと「おおっ!」となるか「むー」となるか。私は後者タイプ。
ダンス・ミュージックは大好きだしテクノもハウスもよく聴いてた。さかのぼってディスコも結構聴いた。
ストック・エイトキン・ウォーターマンとかのバナナラマとかリック・アストリーとかも聴いていたし嫌いじゃないし結構好き。
でもアーティスト性が薄いユーロビートとかイタロ・ディスコってなるととたんに嫌いになる。
「ザッツ・ユーロビート」とか聴いてる人間は軽蔑してた。なのでマイケル・フォーチュナティも私の中ではダメな方。
までもこのヴァージョンはBaBeの流れからのカバーなので別にいいか。ってーと、あんまり良くないんだな。これが。
この曲をカバーしてどうしたかったと言うのだ。そこがよく分からない。その意図が全く見えてこないのだ。
シングル・コンピのラストに持ってこられたってのは、ひょっとして次のシングル用に録音されたものだったのか?
「MEGA MELON」リリース3ヶ月前の「四次元ジャック・ツアー」時にはすでに披露されていた事も含めて考えたら
やっぱり次のシングルの可能性大だったのかも。
ここでは「MEGA MELON Single Match」からの映像で。
大きな時代の流れの中に取り残された未発表曲を、、、
こんな形でリリースされたことには喜ぶべきだが、、、
そのカバー選曲の安直さに泣けてくる、、、。
でもね、、、この記事を書くにあたって、、、
ちょこちょこと調べてみたら、、、
編曲の前山田さん、って
ヒャダインさんじゃないですか!