まず、この記事はフィクションです。

なので、こんな不人気ブログなど読んで下さるような奇特な方は、滅多にいらっしゃらないでしょうが、もし、何かの間違いでお読み下さり、そしてご不快なお気持ちななられましたら、本当に申し訳ございません。

でも、あくまでもフィクションでありますので、どうぞお気持ちお平らかに笑い飛ばして頂けましたら、幸いです。


毎年8月は物思う頃である。


まず、お盆がある。

しかしながら、わが亡き母の命日は8月30日であり、約その10年後の8月朔日は、夫の死亡診断書上の命日なのである。

(これは在宅ホスピスを受けていたため、本当は前日の7月31日の夜11時半近くに息を引き取ったものの、緩和ケア専門訪問医が死亡確認のためにわが家を訪れたのが、翌日の午前7時だったためである)


しかも、主人が立派に、見事に旅立った翌月の9月2日に、なんと、わが父も重度のアルコール性認知症のために、錯乱と迷妄の中、心不全でこの世を去ったのだ!

病院のスタッフの皆さまを始め、本当に最後の最後まで周囲に迷惑を掛け続けた死に方である。

何なの、いったい?


⋯⋯ね?

こんなに身内が8月前後に集中して死んじゃうと、法事が大変でしょう?

頼りだった優しい義母は、主人の「Braf遺伝子変異陽性大腸がん」だなんて極めて予後の悪いがんを発症する前から、認知症で施設に入院なさっているし、義父は主人がまだ二十歳過ぎに事故でお亡くなりになっているしで、わたしにとっての救いとは、

「あの優しいお義母さまは、最愛の息子の苦しむ姿とその死を知らずに、心穏やかに残りの日々を過ごして下さっている」

もう、これしかないの。


ひとりぼっちになったわたしは、取り敢えず自分の身に何かあった時、猫の命だけは守れるよう、ふたりの親友に、ある程度まとまったお金と家のスペアキーを渡し、エンディングノートの置いてある場所も伝えた。


まぁ、それをしたら当初は

「ほえは死ぬのではないか?」

とふたりとも震え上がったらしいのだが、現にわたしが今でもピンピンして生きているのを見て、今では1日1回、LINEで生存確認を兼ねた、たわいない話を送って来てくれている。

ありがたい存在である。

口や言葉では感謝しても仕切れない存在ではあるのだが⋯⋯


まぁ、そこはね。

さすがはわたしの親友つーか、ピース・オブ・マイ・ソウルつーか、類は友を呼ぶ。


今年の8月29日の金曜の晩から31日の日曜日の晩ごはんまで、わたしのことを心配して、わが家に滞在してくれたのだけれども。


うーん、もうぶっちゃけ言うわ。

「わたしもおかしいけど、キミらもおかしいデ」


現在、過去、未来。

とりとめのない、よしなし事を語り合っては泣いたり、笑ったり。

⋯⋯と、ここまではよろしい。


しかし、ここで油断できないのが

「わが友、わが魂の片割れ、わたしの最も愛する、美しく聡明な者たち」

は、同時にとんでもなくシャレのキツイ連中でもある、と云う点なのだ!


発端はわたしが悪いのである。

しかし、ヤツらもワルいのである。


神さまお赦し下さい。

わたしはまた、某婚活マッチングアプリに、アカウントを作ってしまったのです。

しかも3人で爆笑しながら。


顔写真は3枚選んだ。

しかし、なんと云うか、よく見たら(よく見なくても分かるが)

「シチュエーションが微妙におかしい写真ばかり」なのである(泣)

つまり、わたしがふざけている時に撮影してもらった写真ばかりで、わたしが反対しても

「なんで? ほえがメチャクチャキレイに撮れてる写真ばっか選んだったのに?」

と却下された。


プロフィールには書いていない事もあるが、ほぼウソはない。


しかしながら、出来上がったプロフィールは、

「長年わたしの親友やってる人間から見たわたし」

つまり、読む人が読めば、わたしがかなりヒネくれた奇人変人かつイジワルだと分かる、細部に至るまで、ちょっとした仕掛けが施されたプロフィールとなってしまったのだ。


そしてその2時間以上掛けて作成されたプロフィールは、8月30日の土曜の夜、たぶん9時過ぎ頃、わたしのアカウントにUPされた。


UPする際、モチロンわたしは条件を付けた。

以前、3週間だけ別の某マッチングアプリをやってみて、えらい目に遭い、とうとうわたしは30年ぶりに、しかも正月早々にインフルエンザで寝込んでしまったのだ。

その教訓を忘れてはならない。


条件とはすなわち

1 全ての通知をoffにすること

2 足跡を付ける機能をoffにすること

3 誰に対しても自分からイイネ等のアクションを起こさないこと。それは失礼に当たるから

4 すごい面白い人からイイネが来ても、絶対にわたしの許可なくマッチングしないこと

以上である。


さて、どうなったか。


わたしのアカウントは土日でしかも新人ボーナス期間だとは言え、31日の夕食を食べる頃には、イイネは200を越えていた。

(ちなみにそのサイトの女性の平均イイネ数は39.2個〜59個とのことで、ペアーズなどとは母体数がかなり違うようだ)


友人たちも驚いていたが、わたしも驚いた。

「みんな、プロフィールなんか全然読んでいない! しかも写真のおかしさにも気づかず、マジで顔でしか選んでいない!」と。


最初は驚きと爆笑を禁じ得なかったが、やはり我々にだって良心の呵責は人一倍あるのだ。

(1倍なので普通の人と同じだと、子供の頃からこの言い回しを不思議に思っていたのであるが、今は置いておく)


わざわざ特別にポイント=お金を使って、メッセージ付きイイネを送って下さった方が何人もいらっしゃる。


下の名前と職業を検索すると、その人のWikipediaがあり、その職業の連盟にアクセスすると、キチンと名前と顔写真と年齢が一致する、異次元の天才でしかプロになれない職業の方もいらっしゃった。

(正直、ものすごく食指が動いた)


キチンと高額な所得の証明書をサイトに提示して、真面目なプロフィールを作成していらっしゃる方からのイイネもいくつかある。

(でも、高額な年収を記載している男性の、体感的には96.999%以上は所得未確認の赤マークが付いているのに、女性からのイイネ数がすごく多いのだ)


ここで話は変わる。

わたしはあるブログのファンである。

その方は50代60代の、他人の婚活を応援したり、注意喚起などをしたりと、理由はよく分からないが、熱心にブログで発信を行っている男性である。

わたしは確かに40代ではあるが、その男性が思っているほど若くはない。

わたしはアラフィフなのだ。


その方のオススメする、マッチングアプリの要注意人物を晒し上げているサイトを覗くと、魑魅魍魎の本物の地獄絵図が繰り広げられている。

泥金を惜しげもなく塗りたくり、絵師が心血注いで描き上げた、あの絢爛豪華たる蠱惑的な地獄絵巻などでは決してない。

それは剥き出しの、正真正銘の、地上の地獄からの怨嗟で満ち満ちているサイトなのである。


その方は言う。

「あなたへのイイネや甘い言葉など、誰にでも言っているまやかしである」と。


わたしもその意見には完全に同意している。


しかし、イイネがあまり来ない女性にとっては、

「高価な車や豪華な食事、モデルルームのような自宅写真とステキなプロフィール」が来れば、

「肝心の顔写真と、収入証明済マークがない」

ことなど少しも気にならない女性が少なからずいらっしゃると云うことは容易に想像できる。


なぜならば、胡散臭いプロフィールの男性からのイイネを大量にもらえば、その方々のプロフィールに表示されている、大量のイイネ数から簡単に推測できるからである。


しかしながら…‥

ココでわたしがいくら自分のアプリでの体験を書いたとしても、所詮は文字だけ。

さすがにココに自分のアカウントを載せる訳にはいかない。

おまけにわたしには影響力もないしね。

だから何の説得力もない。


ああ、わたしの罪滅ぼしのためにも、何とかして50代60代の婚活応援と注意喚起のメッセージを発信しているブログ主さんに、わたしの婚活アカウントを誰にも分からずに知らせる方法はないのだろうか?


って、そのブログ主さんの記事にコメしたらいいだけなんだけど、


今回の記事は、あくまでもフィクション、全くモテないアラフィフほえの妄想だしなぁ。

こんな妄想垂れ流したら、今度は真面目に婚活していらっしゃる男性の方々から怒られそうだし。


なので、すべてはわたしの妄想なのです。

以上、わたしなどの妄想にお付き合い下さいまして、本当に本当にありがとうございました。

そして心からお詫び申し上げます。

すみませんでした。