ロゼッタビューティー松尾はるみです。
ブログを読んでくださっている方々から、ご心配をいただき、お気遣い頂いたことを心から感謝いたします。
ロゼッタサロンは8日から通常営業に戻ることができました
私も元気に働いております
前回のブログを書いた夜に地震がきました。
台風の過ぎ去った後の大通公園で、栃の実を拾い、明日はこれに顔を描こう
と書いて締めくくっています。
と書いて締めくくっています。明日もいつもとそれほど変わらぬ平穏な朝が訪れることを疑わずに眠りについたはず。
でも、地震がきて、栃の実に顔を描いてる場合じゃない非日常が突然やってきました。
いつも地震がくると、震源地はどこだろうと咄嗟に考えます。
日高や苫小牧に親戚たちがいるので、札幌より大きく揺れるそちらが心配になるのです。
今回も、寝ている息子に覆い被さりながら、「どうしよう！どうしよう！やだ！こんなに札幌が揺れるんだからあっちはもうダメかも！」
とパニックなのか冷静なのかわからない心臓バクバク状態に。
揺れがおさまってから、親戚たちが全員無事であることが確認できてホッとしたのも束の間。
電気が消え、水はとまり、スマホの充電もわずかで、平和ボケの頭は全く働かず、とりあえずコンビニへ行ったりしましたが、買ったものもなんか少し変。
その日にご予約のあった4名のお客様となんとか連絡をとり休業。
公園からポリタンクで何度も水を運び、トイレ用の水を確保。
公園には、たくさんの子どもたちが楽しそうに遊んでいて、犬の散歩をしている人たちもたくさんいて、危機感はどこにも感じられず、夢の中にいるような不思議な雰囲気でした。
電気のない暗い夜はさぞかし不安になるだろうと覚悟しておりましたが、いざ、日が暮れてみると、真っ暗な空に満天の星。そして、どこまでも静か。
綺麗。本当に綺麗でした。
札幌でこんな星空が見られるなんてね…と母とかなり長い間、空を見上げていました。
被害が大きく、被災された方々が大勢おられるので、誤解を生むような言葉は慎まなければなりませんが、台風や地震といった、私たちにはどうすることもできない自然の脅威には、たくさんのメッセージが込められているのだと思います。
日頃、スーパーやデパートの食品売り場には食べ物が満ち溢れ、それに慣れきってしまった私たちは、納豆と牛乳が手に入らないと騒ぐ。
本当に無くしたものは何なのか。
静寂の中で星を見た時は、私が子どもの頃はいつだってこんな夜空があったなと、しーんとした気持ちになりました
そして、また忘却の日々。
少しずつ何かできることをしよう。
おやすみなさい
