CLE協会、インストラクターの浅香明子です。
先日、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている、トワル・ド・ジュイ展を観てきました!
ずっと行きたくてたまらなかったので、行けて幸せ♡でした。最近実感している、幸せのひとつです。
後に予定があったので、観覧時間が短くなってしまいましたが、持ち時間で存分に楽しみました。
下が木版印刷のお花の柄グッドハーブズ
、幸せを呼ぶ柄、お花の色味はイエローベース。黒地にとても映えます。
上は銅板印刷で生地の制作工程を描いた柄。マリーアントワネットもモデルの一人に描かれているのですよ!
木版印刷のものは、美しい色に溢れ、優れたデザインの生地の数々にうっとりです。
インド更紗にも強い憧れがあった時代だったようで、オリエンタルなお花のデザインも沢山ありましたよ。
チャイナ柄もあってびっくり。
どれも素敵な色合いでトキメキが止まりませんでした!
トワル・ド・ジュイのスゴイところは、コットンにプリントがされたことです!
高級な素材でなく、お洗濯できる普段着がおしゃれに着れるようになったのです。
そして、安価な素材ですが、あのマリーアントワネットも普段着に取り入れて着ていたのです。それも、気に入って着ていらしたそうですよ。
いつもいつも高価な服を身につけていた訳ではなかったのですね!
アントワネットさま、急に親しみが湧いてきました

そのマリーアントワネットが着ていたお洋服の布地もあったのですが、リボンやお花や鳥が描かれていて可愛らしいものでした。
その色目がブルーベースだったのですよ。
その柄の絵はがきも購入しましたが、まだ会期中ですので、こちらには出せません
白地に紫みの赤や群青色の柄の上品な色味です。

いつも、シルバーグレーのかつらを身につけていらしたので、かつらの色とはぴったりの布地ですよね

お肌の色はどうだったのかなぁー。
本当の髪の色はブロンドとかブラウンと言われているようですが。
絵画では、ブルーベースっぽく描かれているかな?
銅板印刷の柄は一色で繊細で素敵!
その時代時代に流行ったものが取り入れられていて興味深かったです。
気球柄とか。 私はエルメスのスカーフで気球柄を持っているのですが、かなり流行った柄だったようです。知らなかった〜。
フランス革命柄、ナポレオン柄、アメリカ建国柄などもありました。田園柄だけでなく、出来事が布地柄になるのが面白いですね。
一世を風靡した工場も時代の流れで一時廃れ、人々から遠ざかってしまったトワルドジュイですが、素敵なものは、復活するものですね!
時が経ち、工場の地に美術館ができて、
今では日本の私たちに、その美しさや歴史を伝えてくれています。
美しいものは永遠ですね

美しいものに触れて幸せ一杯になりました

ご興味ある方は是非、観覧してくださいね
